教育実習と模擬授業と教員採用試験と

講師の内垣戸です。

5月末から6月にかけては全国的に教育実習のシーズン。実習中には、本学の学生の実習を引き受けてくださっている県内の中学、高校へ挨拶へいってきました。がんばっている姿を見られて非常によかったです。

教職といえば、先日、来年度教育実習に行く予定の3年生が模擬授業を行いました。これは私が担当している教科教育法の授業での1場面なんですが、授業者は事前に問答を想定したり、資料やワークシートを作ったりと準備した上で張り切って模擬授業に臨んでくれました。しかし、彼らにとって人生初の先生役。緊張もあり、課題はたくさんでした。しかし、こうした模擬授業の積み重ねの中で少しずつ先生らしさを獲得していくものでもあります。次回が楽しみです。

また、このときは受講生以外にも授業に参加してもらい、「高校生役」をやってもらうことにしました。いつもと違うメンバーがいることで、授業者も緊張感をもって取り組めるのではないかというねらいがあったんですが、おかげで、つい先日教育実習をしてきた4年生も参加してくれ、自分が実習を通して感じたことを交えながら、後輩の模擬授業にコメントをくれました。授業をした3年生にとっては何よりのアドバイスになったはず。次回も是非参加者を広く募集をしようと心に決めました。

そして、今のこの時期は教員採用試験の真っ盛りです。広島県・広島市の1次試験は先週末でした。何人かの学生から「受験します!」と聞いてます。模擬授業に参加してくれた学生も受験するとのこと。非常に狭き門ではありますが、教育現場で働く夢を是非叶えて欲しいですね。

 

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