ひろしまメディア研究会に登壇します

こんにちは、阿部純です。

今週木曜日に、広島経済大学で開催される、ひろしまメディア研究会に登壇します。第7回研究会「メディアリテラシーの自己応用力~ワークショップのデザインと文化実践・アートとの接続~」というタイトルで、第1部では広島経済大学のメディア・ワークショップデザインの授業の成果発表会、そしてそれらの発表を受けたメディア実践、アートのリテラシーの話を第2部で行う予定です。ご興味のある方はぜひご参加ください!

 

しばらくご無沙汰してしまいました。2013年1月24日、18時より広島経済大学立町キャンパスで、第7回ひろしまメディア文化研究会を開催します。 情報コミュニケーション技術の絶え間ない開発により、個人が世界とつながる道具は多様化・遍在化しています。メディアリテラシーは、人が技術をコミュニケーションの道具=メディアとして用い、メディアを介して他者や社会と主体的に関わっていく力です。これからのメディアリテラシーは、学校などで取り組まれる教育活動に留まるものでなく、職場で、地域で、日々の暮らしの中で、自らの文化的・社会的背景のもと日常的実践として営まれることがより重要になっていくでしょう。
本研究会では、自己を起点としたメディアリテラシーの実践応用力について考えてみたいと思います。研究会は広島経済大生の企画したメディアワークショップ発表とメディア文化やアートに関する研究・実践に取り組む阿部純さん、津口在五さんによる登壇の2部構成で進めます。

■テーマ:「メディアリテラシーの自己応用力~ワークショップのデザインと文化実践・アートとの接続~」
■日 時:2013年1月24日(木)18時00分~20時00分
■登壇者
□1部(18時~18時50分):広島経済大学経済学部メディアビジネス学科3年生
□2部(19時~20時):阿部純(福山大学)、津口在五(『AIR zine』編集部)
司会:土屋祐子(広島経済大学)

■会 場:広島経済大学立町キャンパス
広島市中区立町2-25 IG石田学園ビル
http://www.hue.ac.jp/life/facilities/tatemachi_campus.html
※広島電鉄「立町」電停から徒歩1分

■主催:ひろしまメディア文化研究会(https://sites.google.com/site/mchiroshimac/)、共催:MAGNET、広島経済大学土屋祐子研究室
■参加費:無料(今回は学生報告があるため参加費は無料です。お茶・お菓子の準備がありませんのでご了承ください。)
■事前登録:不要
■問い合わせ:mchic.info@gmail.com
■Ustream配信:http://www.ustream.tv/channel/mchic

■プログラム概要
□1部ではメディアについて学んできた広島経済大学メディアビジネス学科の学生たちが、自分の問題関心から企画したメディアワークショップのアイディア報告を行います。発表企画は下記です。

・お菓子の空き箱で実用コラージュ~捨てずに生み出す自分だけのグリーティングカード(盆小原歩美)
・クラシック音楽の情景(玉井孝宜・西村智裕)
・広島弁だってロマンチックじゃけ!~映画アフレコに挑戦~(山田真弘・伊藤広樹)
・身体の音を聴いてみませんか(藤川遼)
・自分を表すマスコットキャラクター作り~転校生とも仲良くなれる自己紹介ワークショップ~(田中智子・中野瑞紀)

これらの企画は「メディアビジネス特講:メディアリテラシー」という授業で作成したものです。単純にメディアについて学ぶだけでなく、メディアを介して人の表現やコミュニケーションをより豊かにするアイディアを考えました。授業では実際にデモを行いました。

□2部では登壇者を迎え、日常の文化実践、アートの文脈から、人がメディアを活用することの先に何があるのか、議論を深めていきたいと思います。

お墓を記憶装置メディアとして捉え、人々の記憶とメディアについて研究を進めている福山大学の阿部純さんに、お墓参りという日常の文化実践をテーマに、メディアに関わる人の主体性や物語作りについてご報告いただきます。また、尾道在住の津口在五さんからデュシャンやウォーホルといった社会の文脈を作品化したアートを切り口に、異なる次元の物の見方を知覚しうるメディアリテラシーの可能性についてお話いただきます。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です