以前、阿部先生の授業での1コマで図書館のラーニングコモンズを使った様子の紹介がありました。実は私も授業で活用してるんです。今回はその紹介を。

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これは自分たちがおすすめする本を限られた時間の中で紹介をするというもので、プレゼンテーションの授業の一課題です。「せっかく『本』について紹介するんだから図書館でやろう」という勢いではじめちゃいましたが、「語り」には雰囲気という要素も重要ですので。さらにはこの日、Mサポートという会社や青少年育成のNPO法人をやっていらっしゃる村上泰弘さん(人事担当者に向けたコンサルなんかも担当してる方)にゲストオーディエンスとして参加していただき、いつもと違う感を演出してみました。

 

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この日は3つのグループからそれぞれ本を紹介をしてもらいました。ハッピーバースデー、仮面ライダーの小説本、星の王子さまとバラエティに富んだラインナップ。聞き手に「読んでみたい」と思わせるため、いろんな工夫をしてくれていました。仮面ライダーのストーリーを若者の就職の話と結びつけてみたり、手書きのイラストを使ってみたり。それぞれの得意分野を生かしたアクションっぷりでおもしろい発表でした。村上さんからも好意的なコメントをたくさんいただきました。加えて、経営者の立場やコンサルの立場から「伝える」という行為をついて学生たちの発表と関連づけてお言葉をいただき、ただの発表会がちょっとした就活ガイダンスにもなりました。感謝感謝。

 

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さてさて、このネタは最近世の中ではやってきている「ビブリオバトル」を参考にしたものです(今回は授業用にカスタマイズしたものでやってみましたが)。若者の活字離れとか、図書館離れとか、いろんなことが言われてますが、言われるほど学生たちの本に対するイメージは悪くありません。しかしながら、それを楽しんだり、活用したりする経験不足はあるかもしれません。そんな現状を打破するために!この授業をやってみた!ラーニングコモンズ使ってみた!というわけでした。

まぁ、大げさなんですが(^^;

この授業をすすめてたときには全く知らなかったんですが、このビブリオバトル、広島県の大学図書館が連携して今年から本格的に開催することになったとのこと。来年度以降、これにチャレンジできるといいなぁと密かに思ってます(´ー`)

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