こんにちは。3DCG制作や囲碁対局中継など何かと鞆の浦づいておりますが、今回もその鞆の浦での展示「鞆の浦 de ART 2014」のご紹介です。鞆の浦周辺の空き家、文化施設、お店の空きスペースを利用して、鞆の浦にまつわる作品が制作・展示されています。今年で3回目を迎える本イベントに、学科の安田暁先生は去年から参加されています。今年はゼミのみなさんもお店の一角をお借りしての展示をしていることもあり、学科の学生とともに「鞆のフラ」しに行ってまいりました!

はじめは、安田ゼミ3年生の井上めぐみさんがデザインした、「バス停留所・標識塔アート化プロジェクト」の「魚猫(ぎょねこ)」バス停を見に行きました。(・・・が、その時に撮った写真がiPhoneから消えてしまったようです。すみません!どなたか写真をお持ちの方がいらっしゃいましたら、阿部までお願いします。こちらに掲載させていただきます。)バス停のところで、井上さんから「魚猫」制作秘話を伺いました。鞆の浦のバス停4か所にそれぞれ鞆の浦のモチーフが散りばめられているというデザインです。バス停の工事にも立ち会い、バス停が出来た時には感動したとのことでした。鞆の浦に行かれる際には、バス停にもぜひご注目ください!!

その後、福山市鞆の浦歴史民俗資料館に移動。安田先生の作品が2階の窓際に設置されています。
安田先生の作品

逆光かつ、写真のために前を陣取りましたら、作品の全貌がわかりにくい写真となってしまいました。。印画紙で四角錐をつくり、陽のあたり方で水色が色褪せていくさまを「写真」として作品化するということをやられています。ひとつひとつの四角錐は2つをのぞいてそれぞれ異なる形をしており、瀬戸内海に浮かぶ島や波を表しているのだそうです。この「波」の配置をずらすと、光の当たる位置も変わり、それに伴って見える「風景」、写される色が変化していく。とても淡い感覚を突く作品となっていますので、目を凝らしていろんな角度からご鑑賞ください!

その後、一行は自由に「鞆のフラ」することになり、私は10人の学生のみなさんと一緒に鞆の津ミュージアムに行ってきました。鞆の津ミュージアムではただいま『花咲くジイさん~我が道を行く超経験者たち~』が開催されています。
ミュージアムにて
ミュージアムにて2
鞆の津ミュージアムの学芸員の津口さん、アートディレクターの櫛野さんに作品を紹介して頂きながらの鑑賞となりました。のっけから、堀尾さんの絵具の盛り方に引き付けられ、蛭子さんの漫画や、堀内さんのエクセル画、そしてダダカンさんの裸儀など、表現方法からして驚かされることばかりの時間となったようです。

最後に、安田ゼミの展示場所である保命酒屋に向いました。こちらのお店の2階に学生たちの作品が展示されています。
看板
店先のこちらの看板が目印です。2階には、ミニチュア作品から切り絵、写真、お絵かきオフのような空間まであらゆる作品が並んでおり、とても楽しく鑑賞させてもらいました。
お絵かき
お疲れさまでした!

学生のみなさんは、マップ片手にいくつも作品場所をめぐり、ご当地ものを食べたりなどし、楽しい時間を過ごしたようです。「鞆の浦de ART」は10月18日(土)まで開催されています。曜日によっては見られない作品などもありますので、ウェブサイトを確認しつつ、秋の行楽を鞆の浦でお楽しみいただければと思います!

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