こんにちは。GWも終わってしまいましたが、みなさんはどのようなお休みを過ごされていたでしょうか。この連休より、尾道の光明寺會舘では下記の2つの展示が始まっておりまして、安田先生と阿部が関わっております。ぜひみなさんにも見ていただきたいので、その宣伝を。

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ONLY CONNECTによる『DR/OP』展 ~5/22

尾道在住のアーティストたちが中心となって、アーティスト企画の展示会第2弾が始まりました。国内外23組の作家の作品が並んでいます。「ドローイング展」と聞いていましたが、文字通りの「ドローイング」というよりはそれぞれの作家解釈による「ドローイング」となっていて、メディウムの特性を再考するような試みとなっています。

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4日は展覧会のオープニングということで、作家たちが集まってのトークが行われました。(ちなみに、この食事会も一人の参加作家による「ドローイング」となっていますよ。)

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展示風景を見ていただくとわかるかと思いますが、ほとんどの作品が足元からすぐのところに展示されている、というのが今回の展示の試みの一つであるとのことです。「私たちは、床に近い高さにドローイングを配置する。
国境の土地にテントを張るように、低い位置に各々が線を引く。」とのステイトメントにも表れているように、床から13cmのところに作品が配置されていて、鑑賞者は足元を見るようにして作品と対峙します。それぞれの作家が、「床」や「地面」といったメタファーのもとに、揺らいでいる”何か”をつかもうとする展示と言えばよいでしょうか。4日の日は、かなり長い時間をかけて作家たちの思いを聴く時間となりました。

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安田先生の作品はこちらです。輪転機とアーティストユニット「もうひとり」の作品とのコラボのようにして展示されていました。(作品については、安田先生ご自身から語っていただこうと思います!)

ONLY CONNECTの最新の情報については、こちらのFacebookページからご確認ください。感想もお待ちしております!!

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AIR zine編集室による「選書展」選書壁

同じく、光明寺會舘の1階のAIR CAFEでは、AIRzine編集室による選書展が開催されています。こちらでは、編集室のメンバーを中心に、これまでAIR Onomichiに関わってくださったみなさんに選書してもらったものを並べています。カフェでお茶をしながら、選書を通じていろんな人の頭の中に浸ってみてほしいなと思います。

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こちらはこの展示用に急きょ現れた「壁」でして(元々は窓だったところです)、みなさんのアイディアと実行力には毎度驚かされるのですが、こちらの棚自体も随時更新していって、たくさんの選書で埋め尽くしたいと考えています。(すでに、私の棚の本もこの写真から更新されています)この中のいくつかは代本板となっていまして、会期中にどうにか集めようと思っている本たちです。どれが代本板か一見してわかりますか・・・?

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こちらの展示は今のところいつまでという区切りを設定していないので、おもしろい本棚をつくるための実験ができるかぎり続けられていく予定です。ぜひ遊びに来てくださいね。

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