メディア情報文化学科学生の研究発表とサークル展示(三蔵祭)

こんにちは。メディア情報文化学科3年の西迫です。
10月下旬、福山大学の大学祭「第37回三蔵祭」が行われました。
2日間の期間中、雨が降る場面もありましたが、たくさんの人が福山大学に訪れました。

私たちメディア情報文化学科の3年生は、例年三蔵祭で卒業論文に向けた研究の中間発表を兼ねたポスター発表を行います。ポスター発表とは、自分で作成したパネルを使って研究について説明し、聞き手の質問や意見に答える形で進行する発表スタイルです。
自分の発表の際には、たくさんの人から質問やアドバイスを頂きました。初めて自分の研究に触れる人の率直な意見や質問は、はっとさせられることが多く、新たな視点を気づかせてくれました。きっと発表した3年生はみんなそう感じていると思います。
時間が区切られているので、全員の発表を聴くことは出来ませんでした。それぞれの発表の研究テーマが興味深いものばかりなのはもちろん、発表のスタイルもいろいろありました。淡々とロジカルに説明する人もいれば、声優さんのものまねを披露して、かなり力わざで乗り切っている人もいたりして、非常に面白かったです。
今回のポスター発表は、3年生が自分の研究の課題を発見し、卒業論文の完成に向けてモチベーションを高められる良い機会になったのではないでしょうか。

さて、ここからは三蔵祭での個人的なサークル活動をお伝えします。
私が所属しているメディア制作サークル「Good Jam Factory」では、去年、一昨年と、画像編集ソフトを使って制作した写真や広告を主に展示していました。今年は、それらに映像作品の上映を加えて、ひとつの教室を使って展示を行いました。紹介した映像作品は、サークルの新入生が初めて企画から撮影、編集まで手がけた「新入生紹介PV」、3年生が授業の中で作成した「音楽PV」、サークルを卒業された先輩方が在学中に制作した「CM」です。展示に来て下さった方々からは映像作品に対する反応が大きく、映像がもつ人を惹きつける力の大きさを改めて実感しました。
とはいえ、初めての試みで予想外の事態も発生。ひとりで教室の番をしていたら、大勢のお客さんが来られて正直逃げたくなったり、ひとりで説明をしながらPCを操作するのに限界を感じたり……、ひとりのときに限ってサークルのOBの先輩や学科の先生が来られたり……、ありがたいやら焦るやら……。いや、ありがたいことです!
自分たちの作品や活動が、縁もゆかりもない人たちの目にさらされ評価されるという体験は、普段の学校生活ではなかなか味わえないことです。今回、展示に来て下さった方々と交流することで貴重な体験が出来ました。

ポスター発表を含め、三蔵祭で過ごした時間は自分自身にプラスに影響したと思います。ひとことで言うと「楽しかった!」です。文化祭ですからね、やっぱりこれがいちばん重要ですよね。
(メディア情報文化学科 3年 西迫夏子)

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