講師の杉本です。
東京研修旅行2日目は、午前、NHK放送センターを訪れました。科学教育番組「サイエンスZERO」を担当されている科学・環境番組部チーフ・プロデューサーの青木さんに、局内のスタジオと副調整室、編集室をご案内いただきました。その後、NHK番組のテーマパーク「NHKスタジオパーク」を見学しました。
午後は、「ニコニコ動画」などのサービスを運営している株式会社ドワンゴに行きました。ニコニコ事業本部の芝尾さん、新村さん、大朝さんの3人に、それぞれの就職の経緯や現在の仕事内容を紹介していただき、各部署のオフィスを案内していただきました。職場の見学前にNDA(機密保持契約)にサインしましたので、くわしい中身は残念ながらお伝えできません。具体的な就職活動のアドバイスもいただきました。
本日も、それぞれの職場でお忙しいところ貴重な時間をさいて、学生の見学を受け入れていただき感謝いたします。
この日の見学先の組み合わせは、結果的に、日本最大の放送局と、人気の動画共有・生放送サービスという新旧のメディアを、同じ日に見比べることになりました。参加学生たちは、それぞれの職場で働いている人たちのふるまいや組織文化の違いを敏感に感じとったようで、貴重な機会になりました。
その後、夕方、客員教授の藤森先生とともに、国内唯一の広告ミュージアム「アド・ミュージアム東京」に行き展示を鑑賞しました。企画展示の「第51回消費者のためになった広告コンクール展」には、震災後の情報提供を企業広告としておこなった事例がたくさんありました。会場で、なんと展示員の方が、熱心にメモをとっていた学生に、素敵な自筆イラストつきの封筒(中身は、これまでの企画展示のフライヤー)をプレゼントしてくださったそうです。ありがとうございました。
(メディア情報文化学科 講師 杉本達應)