少し前の話になりますが、福山大学開学記念日の5月15日に、マスメディア論の授業で来てくださっている岡山放送の見学に行ってきました。去年から2回目となります。今日はそのご報告です。
岡山放送の隅田さん(左)とマスメディア論の授業にも来てくださっている奥原さん(右側)から、今日の見学の内容について説明を受けました。今回は、報道スタジオも見せていただけるということで、
普段夕方のニュースの時間に、報道スタジオに入られている岡山放送アナウンサーの淵本さんにスタジオのことをご説明いただきました。なんと素敵な方なの!と一気に静まり返るスタジオ内…笑
淵本アナウンサーに実際に原稿を読んでもらいながら、真上と目の前のカメラとがどのように連携しているのかについて話していただきました。岡山放送の場合は、スタジオの中でアナウンサー一人で入ってニュースを読まれることもあるということで、「スタジオの中は淋しいですが、カメラの向こうに何万人もの視聴者のみなさまがいることを思いながらニュースを読んでいます。」とおっしゃっていたのが印象的でした。
その後、14:58からの生放送番組「エブリのまち」の撮影風景を見学しました。副調整室では秒刻みで番組が作られ、修正されていく時間を体感し、
スタジオではいままさに目の前で撮られているという緊迫感のなかで臨機応変に対応されるアナウンサーの方々の手腕をしかと見てまいりました。
番組の最後にちょこっと出演させてもらえることになり、みんなで並んでカメラに向かって手を振ります。どなたか観られた方はいらっしゃいましたでしょうか…?
見学の後は、「エブリのまち」出演者の方とプロデューサーの方とに来ていただき、学生との質問時間です。
「副調整室にいたあの人は何をやっていたのか?」「去年とスタジオのカメラ配置が変わっていたが、それはどんな意図でやっているのか」「出演者が話をする企画はどういう風に進められているのか」などの質問に丁寧にこたえていただきました。いくつものスタジオを見学し、出演者の方々と交流しという、あっという間の2時間半でした。岡山放送のみなさん、どうもありがとうございました!!
今日のマスメディア論の授業では、アナウンサーの方に来ていただいてのリポート番組制作も行われていたようです。
大学内のオススメの場所を3分の番組にする、という課題で、突撃リポートする風にするグループや、カット割りをしっかり入れ込んで情報を盛り込んだグループなど、企画・撮影2時間の編集なしという条件下でやったものとしては、どれもおもしろく出来上がっていたように思います。「たった3分の映像を撮るのに、こんなに時間がかかるとは」といった声も聞かれ、撮る側・送り手の気持ちが少しでも体感できていたらうれしく思います。