この週末は日本のあちこちで雪が降っていたようですね。福山も久しぶりに積雪となりました。雪の予報も出ていたので開催が危ぶまれました地域メディア論発表会ですが、つつがなく会を終えることができましたのでそのご報告です。

地域活動調査の発表会ということで、福山大学の地域拠点であるM亭で発表会を行いました。受講生たちは少し早く集合して、会場づくりから始めます。今回は記録撮影が入ることとなったので、録画・音響関連の機材も持ち込んでの準備となりました。私は何もわからずでしたが、学生のみなさんがてきぱきと動いてくれました。
IMG_6929

IMG_6928
今回は受講生からコーヒーとお菓子の贈り物付きということで、食べ物も一緒に準備中。パウンドケーキは非常勤講師の村上さんが作ってきてくれました!休憩中のひとときを和ませてくれました。

IMG_6932

13時半より、3グループの発表会が始まりました。神辺の堂々川プロジェクトについての発表では、他の媒体との比較を行ったうえで若い世代向けの広報媒体としてのFacebookページの提案がなされました。Facebookページをつくるだけではなく、その後どうやってこのページを通じていろんな人に広報をしていくか、といったところが後の話題となりました。次に、福山卸町のSTOREHOUSEの活動についての発表があり、地場産業、地場のものづくりを横につなげていく試みとしてのSTOREHOUSEのあり方から、地域活動のいろはを抽出しました。最後に、尾道のONOMICHI DENIMに関する発表が、映像作品として提示されました。物を売っていくことはもちろんのこと、履いていた人の物語をも一緒に売り込むというスタイルに、聞き手のみなさんから驚きの声が上がっていました。

IMG_6933

次に、休憩をはさんで、発表者や聞き手や一緒になってのディスカッションを行いました。堂々川の土肥さんや、今津地域のみなさま、福山市役所の方々にもおいでいただき、学生たちの発表を基にした意見交換が行われ、「この地域内で広報していくのであれば、紙媒体は必須であること」や、「人が人を呼びこむ形は広がっていきやすいのではないか、いかに当事者を増やすか」といった話など、多岐にわたる議論を行うことができました。お越しくださったみなさま、調査にご協力いただいたみなさまには、改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました!

この会の様子は、翌日1月24日付の中国新聞福山版でもご紹介いただいています。(「地域活動 より良い発信は 福山大生、市民と意見交換」)

そして、今回の調査にご協力いただきました堂々川プロジェクトの土肥さんたちが発行されている「堂々川 皆で築く故郷ロマン」にもご掲載いただいております。どうもありがとうございました!!
堂々川_故郷ロマン11号

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です