本学科初となる学会発表を,メディア・映像学科3年生の松永雪花さん(銀河学院高等学校出身)が行いました。
2022年3月12日(土)〜13日(日)の2日間にかけて開催された情報コミュニケーション学会の第19回全国大会は,新型コロナウィルス感染症の状況を鑑み,Webexを用いてオンラインで行われました。本来なら,神奈川県相模原市にある青山学院大学で催されるはずだったのですが,オンラインに切り替わったことで地方大学の学生も参加しやすくなり,「1年間取り組んできた卒業研究の成果を発表してみよう!」ということで学科初の学会発表デビューに至りました。
松永さんの発表タイトルは「ディズニープリンセスイメージの変遷と今後」で,フェミニズム・スタディーズとリプレゼンテーション・スタディーズを掛け合わせた意欲的な研究です。
大学の先生方や大学院生に混じり,たった15分で1年間の研究成果を発表するという学会発表の洗礼を受けながら,松永さんは見せ方や伝え方を工夫したスライドを使って堂々と発表されました。また,学会発表前には,予稿集に論文を投稿するのですが,その執筆にも精力的に取り組まれました。丸山ゼミでは3年生の後期末に1万字レポートの提出を課していますが,その時のものよりも,内容と文章表現が何段階も成長した予稿論文でとても驚きました。
松永さんの卒業研究の提出まで残り9ヶ月。
さらに作品分析を精緻化し,充実した卒業研究が提出される日が楽しみです。