先日、学科4年生菅さんの教育実習の視察に行ってきました。
今回の内容は、コミュニケーションと情報デザインから、プレゼンテーションやレポートのまとめ方についてでした。高校の実態として、1コマで取り扱わないといけない内容の多さはなかなかです。その制約の中で、授業のリズムやメリハリを踏まえつつ、学習活動をデザインしなければなりません。当然ながら課題はあるものの、教師然としていて堂々と授業ができていました。授業の内容と課題がうまく組み立てられている部分について、担当の先生の指導かと思っていたんですが、指導担当の先生のお話では、菅さんと内容を相談する中で、大学の授業で学習したことを活かせることに気付き、課題として取り入れたとのこと。大学での学びがしっかり根付いていて嬉しく思いました。
高校の情報科は今年度行われる大学入学共通テストに加わるなど、注目されています。管理職の先生たちとのお話の中では、学生たちの採用試験受験状況なども話題になりました。教師になりたい学生たちを、自分としてもしっかり応援していこうと改めて思った次第です。