こんにちは、助教の阿部純です。

本日の「映画論」の授業に、東村小学校6年生のみなさんが見学にきてくださいました。心理学科平先生ゼミのみなさんとの活動の一環で来てくださったそうです。映画論、本日の課題は2005年に発表された、豊田利晃監督の『空中庭園』です。本作を「現代家族の描き方」の切り口から見ていきました。

『サザエさん』『東京物語』『家族ゲーム』なども引き合いに出しながら、現代の家族のいる風景がどのようなフレームで切り取られているのかをお話しました。「団地」「コンビニ」「ショッピングセンター」など、東京郊外を形成する要素についてもお話しつつ、どこにでもいそうな家族が、実はそれぞれの秘密をもっていて…という不穏な空気感を、ゆれるカメラワークで映し出す導入部分など、東村小のみなさんはどう感じられたでしょうか。

今回は少し重たい内容の映画かつ機材準備に手間取ってしまいましたが、、また遊びに来てくださるとうれしいです!どうもありがとうございました。

 

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