こんばんは。4月からメディア情報文化学科に加わりました安田です。どうぞよろしくおねがいいたします。自己紹介は…学生たちが教員紹介の記事を作ってくれております(ブログで紹介されるはず?)のでそちらを少々お待ちください。
☆
さて、メディア情報文化学科で今年新しくやってきたのは教員だけではありません。今年から「学科活動」という時間がスタートしています。水曜5限、月に2回。学生たちが、授業とは少し違ったかたちで「コンテンツづくり」にアプローチしています。(「作品」づくりといってもいいのですが、「コンテンツ」のほうがしっくりくるような。。。さまざまなメディアを乗り物として登場してくる表現や作品たち、といったところでしょうか)
5月末にスタートしたこの企画、今日はその発表日でした。10組のチームから発表されたのは、大人数で制作された映像作品から個人制作のブックまで、様々なメディアでつくられた、バラエティに富んだ「何か」たち。
このブログでもそこからいくつか紹介します。
一番手は映像作品。聞けば前日は夜中までかかって編集をしていたとか。人数も多くスケジューリングに苦慮しつつの完成。
カードゲームを作ったチーム(少し前の投稿にありましたね)。今回はゲームの説明ビデオと、CMを制作。ゲームに使われるカードもすべて描かれたイラストでしたが、説明Vもイラストを駆使したものでした(CMでもそこをもう少しアピールしてもよかったかも)
この作品は、こうしてみるとまるで何かの映像作品の一部にも見えますね。ジオラマを制作したチームが紹介のために撮影した写真なのですが、ジオラマとはまた違った魅力を見せていました。制作した本人たちは、そこを褒められても…と思ったかもしれませんが、メディアを移し替えていくと予想外に面白いことが起こったりするので、この感じは大事にしてほしいですね。(あとで気づきましたが、モデリングして撮影という流れは彼女たちが得意としている3DCGの制作と同じですね)
ここですべてを紹介することができないのが残念ですが(写真の作品もこれからが楽しみですし、人気ナンバーワンのPVもたいしたものでした!)、それぞれ力の入った作品ーコンテンツが集まりました。ほぼ完全に学生の自主性にまかされたこの企画、通常の授業ではなかなか出てこないようなひろがりを持った、バラエティに富んだメディアによる表現を一度に見ることができました。このような、様々なメディアを同時に見ながら、そこをスライドしていくようなこと、これからの表現の状況にとってとても重要なことなのではないかなと個人的にも考えています。今回は学科内の発表でしたが、学外などにも発表していけるクオリティに近づいているのではないでしょうか。大学祭などでの公開も考えておりますし、ほかにも機会を作っていきたいねえ、そうですねえ、ということでわれわれ教員もさらに動いていけそうです。学生のみなさんにも、自主的に機会をみつけて、学科や学校の外に飛び出してほしいですね。
発表後の(プチ)授賞式での一コマ。三宅先生の満面の笑みが……今回の……企画の…充実度を…………物語っているのです…………………また………次の………機会を……………お楽しみに………