田中 始男 教授
(専門:情報工学)
「高校生へ、好きなことをやろう」
メディア情報文化学科の学科長でもある田中先生。学科長というと、お堅い人をイメージする人もいるかもしれないが、彼は違う。田中先生のクラスでは校内を探索してみたりケーキを食べたりと毎回面白そうな活動が行われている。今回のインタビューも田中先生の独特な性格を表しているのかもしれない。
■いろんな先生がいて、面白い
Q:なぜ福山大学に来たのですか?
私の大学生の時の先生が福山大学に情報処理工学科を設置した時、スタッフが必要だからとお誘いを受けたからです。
Q:そうなんですか。福山大学の良いところは何ですか?
福山大学は総合大学なので、いろんな先生がいます。なので、いろんな分野のお話が聴けるところが良いと思います。また、学生さんが素直なので、教えやすいです。
Q:授業をする上で、気を付けていることがあれば教えてください。
学生さんの様子を観察しながら、授業を進めていくようにしています。
Q:お勧めの学食はなんですか?
第一食堂にある、天ぷらそばです。なぜかというと、そばが好きだから。特に天ぷらがそばの汁を少し吸っているのが何とも言えません。
■注目しているメディアはインターネット
Q:田中先生が注目しているメディアを教えてください。
インターネットです。どんどん進化しているから。また、文字や写真などを表示出来る媒体ですかね。そういうものがあると、資料をスムーズに複数の人に配ることが出来る。
Q:文字や写真などを表示出来る媒体というと、先生の場合はスマートフォンなどですか?
はい、スマートフォンをWebを閲覧したりメールを送受信するのに利用しています。
Q:他にスマートフォンを利用している理由があれば教えてください。
便利だからです。だって、本が一万冊も入るんですよ。
Q:一万冊も入るのですか!知りませんでした。では、好きなサイトがあれば教えてください。
GoogleとYahoo!JAPANです。なぜかというと、いろんな情報がいっぺんに得られるから。例えば何か検索したいものがある時に検索窓に文字を打つじゃないですか、その時に候補として出てくる単語を見ることで、皆が何に注目しているのかがよく分かる。
■高校生の時は、好き勝手してた
Q:先生が高校生の時にしておいて良かったことは何ですか?
色々と好き勝手したことだと思います。1年の時は部活の卓球を、体が壊れるくらいまでやりました。2・3年は友達に手伝ってくれと言われてギターやベースといった弦楽器をやりましたね。
Q:では、そのことも踏まえて最後に高校生へ一言をお願いします。
好きなことをやろう。勉強面については漢字をきちんと読めるようにしておくこと。それと、本を読んでその中身を原稿用紙5枚くらいにまとめれる力をつけておいてほしいですね。
田中先生はいろんな携帯機器を持ち歩いており、今回のインタビューではそれらの写真も撮らせてもらうことが出来た。個性的な先生はインターネットというメディアの進化をこれからも見届けていく。
インタビュアー:奥出健介、次田春菜子、森沙久実