さて、少し時間が経ってしまいましたが紹介です。高校生CG教室と同じ日、メディア情報文化学科では写真教室も開催しました。
最初に言い訳をしてしまいますが、はじめての企画でてんやわんやしてしまいまして、教室風景の写真が一枚もありません。。参加してくださった生徒さんの作品写真を最後に紹介させていただきます。。
「写真教室」というとなんだか硬い印象ですが(全部漢字ですし!)、今、写真はどこにでもあって、誰にでも撮ることのできるものですよね。それをもっと自分のほうに、自分らしくしてみよう、ということへのチャレンジです。
この教室では、<写真を2枚並べてみる>ことを目標にしてみました。一枚の写真を個性的に撮るというのもとても大事なことなのですが、少し違ったことを考えてもらいました。写真を2枚並べてみると、必ずそこにはいろいろな「関係」ができます。その関係、写真のえらびかたの中に、自分らしさがあらわれるのではないかということですね。
この(仮説)に、短い時間ですがチャレンジしてもらいました。
・まずは、少し寒いですが外に出て写真を撮影。——校舎のまわりには特別なものなどなさそうですが、2枚、2枚、と考えていると、いろいろなものが見えてきます。
・そしてそれを持ち帰って、adobe社のPhotoshopというソフト(世界中の写真の標準ソフトです。もちろんプロの。)に持ち込む——写真を加工したりいじったり、ではなく、自分の見たもの、とらえたものに向かって「描く」ように。
・最後に、でき上がった写真をプリントしてみました。
当日の参加者の力作はこちら。
隣にあるPCと比べると大きさがわかるでしょうか。デジタルカメラの写真も、紙にしてみるとまた世界がかわってくるのです。このあたりもメディアとしての写真の面白さであり、不思議さですね。
<写真教室なのに写真が少ないですが、参加者にあわせて今回は硬派な内容になりました。柔らかい編や遊ぶ編など、いろいろ展開を考えています。またの開催をぜひお楽しみに!>
素敵な写真がとれましたね。何事も、少し気をつかって、ていねいにすることが大切かな、と思います。