職場研修—前編  備後地域の印刷・デザイン企業を訪問 

こんにちは。メディア・映像学科の「職場研修」レポート第2弾、<前編>です。

今回の職場研修ではデザインに関わる企業を見学させていただきました。「デザイン」といってもいろいろなひろがりがあるわけですが、今回は『印刷』と『デザイン』をキーワードにした研修になっています。印刷に関わるメディア・・・プリントメディアは、webなどが大きく発達した現代でも、まだまだ重要な力を持っています。

 

今回は、前半と後半の企業、どちらも「印刷」と「デザイン」に関わる企業です。が、そのアプローチはそれぞれ異なっています。

前半研修にご協力いただいた「株式会社 正文社印刷所」は、その名の通り印刷会社なのですが、それだけでなく、同じ社内に大きなデザイン部を持っておられ、プリントメディアに関わるすべての業務を行っている会社です。

まずはじめに、工場長の月田さんより印刷についての基礎的なレクチャーをしていただきました。

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印刷された紙全体を見せていただいたり、4色あるインクの版ごとに刷ったサンプル、本になる直前の姿を見せていただいたりなど、印刷現場でなければ見ることができない紙たちです。

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その後いよいよ“現場”での見学です。

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オフセット印刷の版を見せていただいたり。

そして正文社さんでは、印刷だけでなくデザインから印刷、製本まで全ての工程をやっておられます・・・ということで、デザインスタジオの見学も。

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学生たちのさまざまな質問(何を伺っていたのでしょうか??)にもお仕事の手を止めて丁寧にお応えいただきました・・・というか、質問に困っていた学生に声をかけていただいていろいろとお話しいただきました!

そしてここからは印刷機が並んだパートに。

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大きい。_1070249これはまた別の印刷機です。実際に版をセットして稼働させるところをデモンストレーションしていただきました。ごくごく精密にそして高速に印刷するためのさまざまな仕掛けについても伺います。実際に4版を揃える作業を体験させていただいた幸運な学生も。

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これは紙を一枚ずつ持ち上げて送る部分の機械です。思わず見入ってしまう動き。

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こちらは製本機。これもまた良い動きなのです。。

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今回、デザイン、印刷の全行程を本当に詳しくご説明いただきました。学科でも印刷をターゲットにしたグラフィックデザインも重要な授業と位置づけて取り組んでいます。ただ、実際に社会でどのようにつくられ、動いているのかを想像することがなかなか難しいものでもあります。今回、ほぼ授業のように、現場を見せていただき、そして工場の中をかなり自由に動き回れる状況で体験させていただけることができ、大変な刺激になりました。

また、今回の見学には、学科でもグラフィックデザインの実技を担当いただいている、福山で活動されているデザイナーの大塚先生にお力を頂きました。メディア・映像学科ではこのように、地元のプロフェッショナルの力をお借りしながら学修を展開しています。そして、これから学生たちのつくるものにより一層の力が加わること、卒業した学生たちが今度はその中で力を発揮できるようになることを目指しています。

月田さんにはこのあとも最後まで学生の質問におつきあいいただきました。お忙しい中、このような機会を頂きまして、本当にありがとうございます・・・!!!!!

 

 

 

 

 

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