ウチガイトです。
今年度は新型コロナウィルスの影響で通常とは違った仕事の仕方をすることになりました。授業はもちろんですが、教員研修も「紙面研修」という形での実施となったものがあったりして、どんな形がいいのか試行錯誤の1年でした。
そんな中でも対面の研修や講演もありましたので、いくかご報告を。
1つは福山市内の高校で行った教員研修です。もともと動き出していたGIGAスクール構想に新型コロナへの対応が加わり、一気に1人1台環境が整うことになりました。そこでタブレットを活用した学習への準備や推進のために2時間ほどお時間をいただいて、あれこれお話をさせていただきました。
「ICTは苦手」という自己評価の先生が多かったにも関わらず、講演の最中に行った簡単なアンケートでは、いろんな活用事例がでてきました。授業へのICT導入は一朝一夕ではいかないんですが、現場の先生たちが授業力向上のために日々行ってきた授業研究の文脈にしっかりのせていくことで、一気に盛り上がっていけるような気がしました。
2つめは、イコールふくやまが主催する講座です。最近のネット事情等について解説を行いました。若年層のコミュニケーションの取り方や考え方がメディア環境に大きく影響を受けていることやゲーム依存のことなど、ちょっと盛り込みすぎな内容でしたが、終わった後は質問攻めでした。平日の夜に行われるこうした講演に参加する方々ですから、非常に勉強熱心で質問時間だけで30分くらいかかってしまいました。
思い返すと昨年度もこの時期に同じような記事をあげています。年度末はみなさん忙しい時期ではありますが、学校や青少年育成に関わる人たちにとってメディア・ICT関係の話題は、まもなく新しい年度というタイミングで少し勉強したくなるネタなのかもしれません。
さて、大学は桜が咲き始めました。
もう春ですねぇ(´ー`)