この学科ブログ、基本的に学科教員が書いていますが、学生さんに執筆に参加してもらう「学生ブログライター」という企画を始めています。先日、学生ブログライター1号の高田さんが自身の卒業制作について記事を書いてくれました(記事はコチラ)。
今回、学生ブログライター2号として、3年生大場さんに登場してもらいます。大場さんは「第19回ACジャパン広告学生賞」の新聞広告部門で「優秀賞」を受賞したので、このことについて記事を書いてもらいました。
大場唯那と申します。メディア・映像学科に在籍していて、この4月から4年生になります。この学科では、1年生でメディアなどに対する知識を積み上げ、2~4年生で実践的な演習などを行うカリキュラムとなっており、3年生の講義ではグループや個人で映像を制作しました。
私がこの学科を選択したのは、広告の制作などに興味があったからです。また、広告だけでなく、映像やCG、ドローンなどの技術を幅広く学習できることも決め手の1つでした。グループで制作を行うこともあるので、自分たちで計画を立てて作品を完成させるという体験ができるのも、他の学科にはない魅力だと思います。
この度は、第19回ACジャパン広告学生賞の新聞広告部門で優秀賞を受賞させていただきました。この作品は、3年生のメディア発展実習という講義で制作しました。この講義では、これまでメディア・映像学科で学んだことを活かし、広告だけではなくCG映像やドローンに関する授業が行われます。広告制作を行う期間では、ACジャパンの学生広告賞に応募することを目標に、課題をいくつかこなし、講評をもらうことで自身のスキルアップを目指しました。自分の作りたい物とスキルの差に悩むこともありましたが、YouTubeなどの講座を見ることや、先生からアドバイスをいただくことで納得のいくものができたと思います。
今回受賞させていただいた作品は、「選挙」をテーマとし、特に現代の投票率の低さに着目したものです。テーマが見る人に簡潔に伝わるよう、シンプルさにこだわって作成しました。普段から思いついたことはスマホにメモするようにしており、今回はここから案を出しました。私自身、他の応募者に比べ、制作ソフトの操作が特別優れているというわけではないので、日常でひらめいたことをできるだけ丁寧に表現しました。また、新聞に掲載されることを想定した広告だったので、適切なフォントや大きさを選択することに苦労しました。先生に何度かアドバイスをいただき、形にすることができました。
今回の受賞で自信にもつながったので、今後は、ACジャパン以外の公募にも積極的に応募してみたいと思います。