後期(9月下旬~)に実施されている授業である「メディア実践(調査)、(支援)」の紹介です。この授業の目的の一つは「多様な表現や創作をするための手法理解とそれを実践する能力」を身に付けることです。具体的には30秒程度の広告動画を2年生と3年生の混在するグループで制作します。グループでの制作活動をつうじて、コミュニケーションの力、議論する力、データ共有や共同編集のための管理能力、制作工程管理の力などを高めていきます。また、制作した動画の一部はACジャパン広告学生賞への応募作品となります。

制作のためのグループ内のディスカッションや具体的な作業は対面で何度も繰り返し行われます。グループの活動では報告、連絡、相談といったことは重要です。これができていないとグループ内でメンバー間の衝突が起きます。しかし、複数学年でのグループなので日常の活動は学年ごとにバラバラで全員が集まることはできません。そこで解決方法の一つとして、学習支援システム「セレッソ」の掲示板を活用してます。また、授業時間外の相談や連絡などには掲示板に加え、メール、SNSなども活用しています。これらの工夫で衝突問題を解決しつつ、上の画像のように、グループごとに特徴のある、多様な表現を使った広告動画ができています。

学修支援システム「セレッソ」を使った作業や討論の記録
修支援システム「セレッソ」を使った作業や討論の記録

以上、コミュニケーションの難しい複数学年のグループ制作を通じて、コミュニケーションスキルを高める授業の紹介でした。

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