学生のブログライター1号

以前のブログでビブリオバトルに参加した3年生・髙田さんのことを紹介しましたが、その時の言葉による表現活動が彼女にとって大変刺激になったようで、文章を書いて表現する活動にも取り組んでみたいと私のところに相談に来ました。ならばということで、主に学科教員が執筆しているこのブログに、髙田さんにもライターとして登場してもらってはどうかと思いついたのです。

せっかくですから、まずは彼女の自己紹介から。

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髙田結衣と申します。私は現在、メディア・映像という学科の3年生に在籍しています。メディアの歴史やカメラの扱い方、グループでACジャパンの広告学生賞に応募するCMを作成したり、自分でドラマを作ったり、様々なことを学科で学んでいます。

私がこの学科を選んだのは、メディアを深く学んでみたいと思ったからでした。小さい頃から文章を書くことが好きだった私は、作文などの文字を使って人に情報を伝えることが得意でした。そこから映像等などの文章ではないメディアにも深く興味を持ったのがきっかけです。そして今は卒論卒業研究・卒業制作としてゲームを制作しています。

私はゲームが大好きで、自身でゲームをプレイするだけでなくYouTubeでゲーム実況を検索しては様々な動画を見る毎日を送っていました。そんな中、先輩が卒業制作でゲームを制作していると知り、自分でもゲーム制作にチャレンジしてみたい!と思い、去年の4月からゲーム制作に取り組んでいます。私が今制作しているゲームの種類は2Dのドット絵RPGゲームと呼ばれるタイプのものです。3Dのゲームが主流な今、2Dのドット絵ゲームって何?と思われる方が多いのではないかと思います。2Dのドット絵ゲームは、簡単に言うと初代マリオや初代ポケモンなどのようにピクセルで描いた絵が平面上で動くゲームのことです。

時代が進み3Dゲームへと移行している今、なぜ2Dゲームを作りたいと思ったのか。ゲームを制作しようと決めた際に、3Dゲームと2Dゲームを比べ、3Dになくて2Dにあるものは何だろうと考えてみました。私はプレイヤーが想像して楽しむ力だと思ったのです。3Dのゲームはアイテムやマップなどリアルに描かれており想像をしなくてもゲームを楽しむことが出来るのですが、それに対して2Dは全てのイラストがドット絵で描かれています。そのためアイテムの細かい姿・形をプレイヤー自身で想像する余地があるのです。そんな2Dのドット絵ゲームのメリットを活かして、プレイヤーの想像力を掻き立てるようなゲームにしたいと思い2Dで作ることにしたので

「あなたの操作で主人公の未来が変わる」

今回制作するゲームのコンセプトです。異世界に迷い込んだ少女の脱出劇を今回のゲームとして描くのですが、ストーリー上多くの分岐が存在します。プレイヤーはその都度選択を迫られますが、結果、様々な解釈ができるそんなゲームにしていくつもりです。

キャクターデザイン、物語の構成、マップやアイテムの配置などゲームを制作する上でやらないといけないことが沢山あるのですが、その中で私が最も大変だと思うことはプログラミング、この一択です。授業内でしか触れたことのないプログラミングは、インターネットで調べながら、先生に聞きながらなんとかちょっとずつ・・・。本当に大変な作業で気持ちが折れそうになるときもあるのですが、自分の思い通りにゲームが実行されたときには楽しさがこみ上げてきます。これから就職活動も本格的に始まりとても大変ですが、今年の冬までに自分の実力を全て出せるように頑張りたいと思います。

そして、これからメディア・映像学科の学生ブログライターの1人として、学生目線で学科の情報をお伝えしたいと思っています。よろしくお願いします!

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髙田さんがこれから執筆する記事に期待したいと思います(´ー`)

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