第16回鞆・町並ひな祭にてプロジェクションマッピングに協力

2月中旬から鞆の浦一帯で第16回鞆・町並ひな祭が開催されました。このお祭りのイベントの一つである「太田家住宅のお庭公開」(3月3日(土)、10日(土))に、メディア・映像学科の中嶋教授がプロジェクションマッピングの協力者として参加しました。以下、中嶋教授からの報告です。


 2月初旬に、ひな祭り実行委員長の岡本様より「太田家住宅のお庭公開」に合わせて酒蔵の壁面を利用したライトアップ等のイベントを行いたいとの打診があり、プロジェクションマッピングを提案したところ、企画を一任されました。私と 共同で研究を進めていて、プロジェクションマッピングにおいて実績があり、東京にもクライアントを持つ「バディーズ・クリエイト」代表の高尾さんと相談し、中庭奥の2面に投影することが決まり、さらにプロジェクションマッピングを盛り上げるため、クラシックコンサートを併せて実施することになりました。

 屋外コンサートに相応しいイントレを組み、夜間ではあるが壁面までの距離が長いため、6700ルーメンという驚異的な輝度を持った大型のプロジェクターを2台設置しました。

バディーズ・クリエイト代表の高尾さん
足場のセッティング

  友人の広島在住のソプラノ歌手、松岡美菜子さん(エリザベート音楽大学卒業後ザルツブル音楽院留学、広島市内で積極的にコンサート活動を行なっている)および伴奏のギタリスト川本秀史さん(エリザベート音楽大学卒業後ザルツブル音楽院留学)にクラシックコンサート出演をお願いしました。

松岡美菜子さん(左) と 川本秀史さん(右)

 なお、プロジェクションマッピングで酒蔵の壁面に投影された映像はメディア・映像学科の壇上君の作品です。

第26回外国人留学生による日本語スピーチコンテストに参加

メディア・映像学科の留学生、潘賜浩(ハン シコウ)君が、2月24日(土)に福山駅近くのエフピコRiMで開催された「第26回外国人留学生による日本語スピーチコンテスト」に参加しました。

発表タイトルは「グローバル化と日本企業」で、グローバル化に伴い、日本企業の国際競争力がどうなって行くのか等、とても興味深いテーマについてスピーチをしました。

見学していた僕はかなり緊張してましたが、本人はあまり緊張する様子もなく?、非常に堂々と発表していました。

この時の様子は本学国際センターのHPでも紹介されています。よろしければこちらもご覧ください。

2月25日は尾道と松永へ!

こんにちは。メディア・映像学科の学科内研究発表会を終えたばかりですが、今週末は学科生が尾道と松永で活動しておりますので、ぜひ遊びに来ていただければと思います。

尾道では学長室ブログでも告知していますように「第2回尾道映画祭」に映像作品を出品しています。豪華ゲストからのご講評もいただけるとのことで楽しみです。お誘いあわせのうえ、お越しいただければと思います!

■第2回尾道映画祭2018
期間:2018年2月23日~25日
会場:2月23日 しまなみ交流館、24・25日 尾道商業会議所記念館
主催:尾道映画祭2018実行委員会
ウェブサイト:https://o-ff.org/

松永では、松永駅前北口にありますM亭にて「手づくり市」が開催されることとなっています。この催しに、学科4年生が卒業制作として制作した海外墓地に関するzineが販売されることとなっています。そのほか、地元の方々の手づくりのお菓子や雑貨の販売もありますので、楽しんでいただければ幸いです!

■「手づくり市@M亭」
場所:松永駅北口 M亭(今津町3-1)
時間:11:00-15:30
主催:ProjectM
協力:今津学区まちづくり推進委員会

年度末の研究発表を開催しました!

メディア・映像学科では本日、学年末の学生発表会を開催しました。

4年生の卒業研究/制作の発表だけでなく、2年生、3年生も、次年度の研究プランや制作についての思いをそれぞれに発表します。

 

まずは2年生から。メディア・映像学科では、3年次からゼミに所属して研究します。
今年の2年生(来年度の3年生)は、個人的な制作の経験を多く積んできている学生も多いので、考えている内容もなかなか具体的で、的が結構絞れていたりもします(!!)

中には勢い優先のようなものもあるのですがそれもまた楽しいような。上級生も集中して聞いていました。

2年生の次は3年生です。3年生は卒業研究でどんなことをやろうとするかの発表です。今回、なかなかおもしろい研究/制作テーマも聞くことができました。これから1年間かけてどのようなものになっていくのか、期待できそうな予感もあり。

これまで<卒業研究/制作>と書いてきましたが、メディア・映像学科では、卒業「研究」だけでなく、「制作」を4年次におこない、それを研究としてまとめて卒業していく学生たちもいます。「制作」というと、個人の思いを主観的に形にするもの、、、というように思われるかもしれません。もちろんそれも大切なのですが、自身の制作を客観的に把握しながら進めることもとても大切です。メディア・映像学科の環境・・・・制作系と論文系が入り混じっていたり、多様なバックグラウンドの教員がいることは、作品制作で得た経験を社会にどう繋げていくかを考えるのにもいい環境なのではないかと考えています。

1年生は今回発表がありませんが、すべての発表を見ます。興味を持って発表を見てくれたのではないかと・・・・!(これは休憩中の一コマです)。

2年生、3年生と続いたあとは4年生の発表です。4年生は、卒業研究でどのようなことを行ってきたかをまとめ、発表します。一番、「研究発表らしい」ところですね。今年も、メディア・映像学科らしいテーマの研究/制作が揃ったように思います!

すべての発表のあとに、7名の教員がそれぞれ一人ずつ、印象的な発表をピックアップして表彰しました。選ぶ観点がそれぞれ違うので、この辺りも面白いのではないかと。ちょっとした賞品もあり、これを目指して良い発表をぜひ来年も、、、ということになれば私たち教員は万々歳ですが、そうでなくとも、こういった発表の場をうまく活かしながら、自分の経験値を上げていってもらいたいと考えています!!

みなさまもどうぞ、メディア・映像学科の学生の研究/制作をお楽しみにしていただければ幸いです!

 

 

メディアリテラシー論の授業風景

こんにちは。先日、今期の授業の終わりをお伝えしたところなのですが・・、これまた授業最終日に授業の様子を撮影しましたので、「メディアリテラシー論」の授業の様子を少しご紹介します。

「メディアリテラシー論」では、こちらのブログ記事にも書きましたように、前後半をわけてそれぞれ2テーマずつ議論する機会を設けています。教員が提示した課題に対して受講生が調べたいことを選び、図書館のラーニングコモンズを利用して調査、その次の週は教室にて同テーマの人たちでグループをつくって調べてきたことを共有し、この議論をふまえてレポートを作成するという流れになっています。

後半はメディアリテラシー教育の実装とジェンダーが課題となりました。パソコンやスマートフォンを活用して調べてきたことを見せ合いながら、そこにどのような問題系が含まれているか、この後に何を調べたらよりテーマが展開していくだろうかということを教員も一緒になって話し合いました。メディアリテラシー教育については、アクロバティックな仮説から議論を進めようとしているものもあり、それがどのように考察可能かという点でとても盛り上がりました。私はジェンダーの回を担当しましたが、海外での性差を強調しないおもちゃの話や他大学での試みなどいろんな角度から事例が取り上げられており、自分たちの身の回りのことと比較しながら考えていくとより実践的な観点が見つかっていくのではないかと思っています。最終課題レポートは明日までに提出となっているので、こちらを読むのも楽しみです。

地域の方との撮影作業―暗室にて

こんにちは。今日で今年度の授業が終了となりました。最後の最後に、「教養ゼミ」「メディア実践」の1分映像の発表会があり、学科のカメラ機材(HD-camやGo-Pro、一眼レフ)などと格闘しながら撮影した様子がよくわかるおもしろい発表会となりました。授業の過程については学長室ブログにも載せていますが、また映像作品もご紹介できればと思います。受講生のみなさんの「撮りたい映像」が作品の中に見え隠れし、そういったところをおもしろがりながら観させてもらっておりました。

そんな授業最終日の今日ですが、3階にある暗室では地域の方との撮影作業ということで撮影機材が持ち込まれ、安田先生と写真家の方を中心に機材の取り扱い方法であるとか、撮影時に考えるべきことなどが共有されておりました。

ライトが入ってくるとぐっと本格的な撮影感が増しますね。こだわれる点は本当にたくさんあるのだなと・・・!

今日の映像授業の発表を聴きながらも思いましたが、機材にはそれぞれの強みや弱みがあり、そういったものをどのように駆使していくか、駆使できるほどの知識・経験を得るかなのだなということを改めて思いました。私も学生のみなさんと一緒に学んでいきたいなと思った次第です。

来週からは試験となります。体調を整えて、しっかり復習して、よい長期休暇を迎えられるようお互いがんばりましょう!!

松田教道先生、長い間どうもありがとうございました!

こんにちは。2017年度後期の授業も終わりに差し掛かっています。工学部でお世話になっていた時代から数えますと、本当に長い間(10年以上)、福山大学に非常勤講師としてコンピュータミュージックの授業をご担当くださっていた松田教道先生が昨日最後の授業を迎えられました。授業後には学科教員の集まりにご参加いただき、感謝の言葉をお伝えするとともに、松田先生より福山大学での授業の思い出や音楽活動のことなどを伺う時間となりました。

学科の卒業生のみなさんにとっても、先生の横顔はとても懐かしく思われるのではないでしょうか。授業後に質問に来てくれて嬉しかったこと、卒業後も音楽に携わりたいということで相談に来てくれた受講生の話などを伺いました。「論理的な思考力をお持ちの方は音楽にも向いている」と松田先生はおっしゃっておりました。理系文系と多様な学生に配慮したわかりやすい自作のテキストもご用意いただき、音楽初心者の受講生にとっても非常にわかりやすい授業だったと聞いております。

授業という形での関わりは昨日までとなりましたが、「今後も音楽のことで相談事のある際はご相談させてください」とお願いし、松田先生よりご快諾いただきましたので、またいろいろとアドバイスをいただきたいなと勝手ながら考えております。松田教道先生、本当に長い間どうもありがとうございました!!!!

学長賞を受賞

ウチガイトです。

先日、学業や社会活動などで顕著な成果や貢献をした学生に対し、学長から学長賞が授与されました。
本学科から2名の学生がその学長賞をいただきましたので、表彰式に参加してきました。

津島君

1人目は本学科1年生の津島良伍くん。津島くんは、公益社団法人教育文化協会(ILEC)主催の「第10回連合・ILEC幸せさがし文化展」の写真の部にて「連合大賞」に選ばれています。それ以外にも多数の入選などの実績があり、今回の学長賞の受賞となりました。

辻谷くん

2人目は同じく1年生の辻谷将真くん。辻谷くんは、福山市内で起こった自動車事故の際、車内にいた女性を経済学部の友人とともに救出するという勇気ある行動をとりました。緊急事態時にはなかなか冷静な判断も行動もできないものですが、すばらしいことです。

今後も学生たちの活躍を報告できればと思います(´ー`)

2018年が始まりました!メディア・映像学科の近況

2018年となってだいぶ経ってしまいましたが、、本年もメディア・映像学科は学外での活動を含め、制作に調査にと飛び込んで行きたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!

メディア・映像学科では、毎年2月に研究発表会を催しています。2年生以上の学生たちがそれぞれの研究テーマや研究経過、4年生は卒業研究の成果を発表を行います。1月のゼミは、その発表準備に勤しんでいます。ペンタブを駆使している学生の姿も。

これまた来月の話なのですが、「第2回尾道映画祭2018」にも学科学生たちの作品が上映されることとなっています!会期は2月23日〜25日で、学科学生作品は25日の午前中に上映されます。こちらの詳細は、学長室ブログにも載せておりますので、そちらもご確認ください!

教員の活動紹介―啓文社新浜店での選書棚

こんにちは。福山大学の年内の授業も今日で終了となりました。寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

メディア・映像学科の授業や活動については、学長室ブログにも載せておりますのでそちらも見ていただければと思いますが、同じく学長室ブログでのみ書いていた学科教員の活動についてもこちらで紹介したいと思います。

詳しくは、こちらのページを見ていただければと思いますが、私が2013年より尾道の友人たちとつくっているzineがきっかけとなり、啓文社新浜店の一つの書棚の選書をすることとなりました。

棚の雰囲気からして工夫をして見えを変えていまして、青・制・聖・生・棲・性のキーワードをもとに選書した本を並べています。大きな書店に行かないとなかなか手に取れないような社会学の本や美術書・小説なども置いています。地域のzineもあります。

学生のみなさんにぜひ読んでほしいと思っている本ばかりですので、この年末年始に何か読んでみようかなと思う方はぜひ一度見に行ってみてください。ちなみに、昨日(12月20日)第3弾の選書本を詰めてきましたので、今ならばいろんな本を眺めることができると思います。来年は、学科のみなさんともこの棚に関わる何かをしてみたいな・・・と目論んでいるところです。