2016年度授業の終わり+映画会のお知らせ

こんにちは。日中は暖かさも感じられるようになりましたが、いかがお過ごしでしょうか。福山大学では後期の授業もこの月曜で終了し、期末試験に向けての助走期間に入っています。
ファイル 2017-02-01 12 31 00
先週は4年生最後のゼミでした。2月の卒業研究発表会の練習風景です。全員が揃わなかったので寂しい写真となっていますが、お互いの発表に対して内容はもちろんのこと、発表の仕方についても意見し合うことができており、頼もしさを感じさせてくれるゼミとなりました。あれだけ頑張った卒業研究ですので、最後の発表もしっかりとやってほしいなと思っています。

さて、学長室ブログ学科のお知らせにもあげましたが、今年度の映画上映会を2月25日(土)に開催することが決定しました!今回のゲストは『少女たちの羅針盤』をとられたことでおなじみの長崎俊一監督です。今回は学科学生たちが制作した短編映像も合わせての上映となるので、長崎監督の短編作品を特別に上映させていただけることになりました。短編ならではの撮影・編集手法を聴ける機会となると思います。お楽しみにしていてください!

映画会表
映画会裏
映画会のチラシは1年生が制作してくれました!映画会準備の様子も学長室ブログやこちらのブログで報告していこうと思っております。ご注目ください!

最近の学科の活動については、学長室ブログにもあげています

こんにちは。1月も半分を過ぎ、後期の授業も終盤をむかえています。最近の学科学生の活動については、大学の公式ページからリンクされている「学長室ブログ」にあげていますので、そちらもご確認ください!

IMG_0652

2016年12月8日 「NHKラジオに福山大学生が出演!
2016年12月22日 「メディア・映像学科 スタジオにて府中逸品紹介動画の撮影中

2017年1月1日 「酉年ですね
2017年1月5日 「メディア・映像学科 弁護士をお招きしての著作権ゲスト講義
2017年1月16日 「メディア・映像学科 「府中まちなか繁盛隊」のみなさんとのスタジオ撮影

その他、福山市との連携で学生たちが映像記録を請け負って進めているイベントや、学科主催の映画会の企画などが進んでいます。この後の情報にもご期待ください!

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。本年も福山大学人間文化学部、メディア・映像学科をよろしくお願いいたします。今年も映画会などいろいろと企画を準備しております。ぜひ、どうぞ!

image2

 

(イラストは3年の前原くん。「福山大学学長室ブログ」にも作品が登場しています)

 

 

地域メディア論:広島県庁の方による「農」のレクチャー

こんにちは。福山大学も今日で仕事納めということで、やり残したことがないか探しつつ、来年(といっても来週ですが)の準備などをしております。今年もいろいろとお世話になりました。来年も、学内外で発表の機会を設けていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします!

おそらく、こちらが本年最後のブログの投稿になると思いますが、「地域メディア論」にて、ゲストレクチャーとして広島県大阪情報センターから望月徹さんにお越しいただいた会をご紹介します。「地方創生と農業」と題して、広島県における農業の現状とこれから考えていくべき課題についてお話いただきました。

img_0600-1

はじめに、広島県の農業の実態について、具体的な数値と歴史的観点からお話いただきました。日本全体の農業生産額が約10兆円であるのに対して、広島県内は1,000億円ほどで国内28位であることに加えて、49歳以下の就農者は4%にとどまり、農業を生業とすることの難しさが語られました。これは広島県に限ったことではなく、歴史的に見ても、国内の米消費量がこの50年で半減していることに代表されるように、食文化の多様化や農業従事者の所得の問題など、複合的な原因のもとに起こっていることと考えられるようです。

個人的に一番驚いたことは、県内での生産物の約10%ほどしか地産地消となっていないということでした。確かに、近所のスーパーで地物の野菜コーナーが設けられたのは、ここ数年のことだったかもしれません。何よりも身近な県内での農作物の流通を変えれば、また別の形での農業ができるのではないか、とおっしゃっていたことが非常に印象に残っています。

img_0598-1

国内の特色ある農業についてもご説明いただき、野菜の出荷の仕方を変える、経営戦略をしっかり算段し、国内だけでなく国外も視野にいれてブランディングするといった工夫で、農業のあり方自体が大きく変わるという事例も伺いました。受講生からも「既存のシステムを見直すことが何よりも大事なのですね」という感想もあり、そこには熟慮と工夫とが必要なのだなということを強く感じました。

最後に、これからの展望についてお話いただきました。物や産地中心の考え方から、人間中心かつ生態系全体の適正規模をも見据えた形での農業や生活のあり方についても多角的に事例を交えてお話いただきました。個人的に、「ゆたかな暮らし」の語られ方について関心をもって調べていることもあり、最後のお話は非常に興味深かったです。こういった観点が、受講生のみなさんの最終課題の糸口になったらおもしろいなと思っています。

最後になりましたが、90分を超える熱い授業(時間を忘れるくらい集中することができました)をしていただきまして、本当にありがとうございました!!

地域メディア論:御調の「デパート」見学

師走も終盤となりました。学科ブログの更新も少し落ちてしまっていましたが、メディア・映像学科は学内外で元気に過ごしております!今日は、こちらのブログでも何度か登場している講義「地域メディア論」の後半の展開についてお伝えします。

今年度の「地域メディア論」では、農業と地域活性化というテーマをもって授業を進めています。これまで、三角島にてレモン栽培をしつつ、レモンを使った新しいスパークリング日本酒「MIKADO LEMON」をつくり、地域ブランドをつくっていこうとされている三宅航一郎さんをお招きしたり、第2弾では御調にて「まるみデパート」を拠点にまちづくりを進めていらっしゃる梶高慎輔さんの手ほどきで、御調の柿園やパパイヤを栽培しているビニールハウス、そしてみつぎグリーンランドを見学させていただきました。

img_0518

まず向かいましたのが、段々に串柿が広がる株式会社尾道柿園です。

img_0520

代表の宗さんより、柿園の活動の様子についてお話しいただきました。昔から尾道・御調では干し柿の生産が盛んで、オレンジの布が敷き詰められたかのような美しい風景とともに「柿の里」として残そうと、株式会社をつくられたとのことです。新しくつくられた「柿のドライフルーツ」は甘味たっぷりで本当においしかったです。軒先には柿と雲海の写真が飾られていました。どのようにこの活動を見せていくかはこれから模索していくとのことでしたが、さまざまな工夫を見せていただいた気がしています。

img_0524

その後、「尾道パパイヤ」のビニールハウスへ。尾道とパパイヤなんてなかなか結び付かないですが、尾道には御調と島とでパパイヤの生産が行われています。ここは、株式会社 尾道熱帯植物研究センターによって運営されており、独自のノウハウで農薬なし、かつ非熱帯地域でのパパイヤの生産に挑戦されているとのことです。

img_0529

尾道とパパイヤという意外な組み合わせが、土地の名産として受け継がれていく、新しい地域資源の動きを見せていただいた気がします。

img_0537-1

次に、みつぎグリーンランドに移動し、「まるみデパート」の梶高慎輔さんに事前に受講生たちが用意していた質問に答えていただきながらのお昼となりました。「まるみデパート」の名前にも表れているように、御調全体をデパートに見立て、いろんな人に会いに行きながら暮らしをつくっていくというお話で、これからどんどんコンテンツや人とのかかわりが増えていく気配を感じました。「デパート」は、子供のころからなんでかわくわくするところでしたから!

受講生のみなさんには、ここ御調で新たな「観光」「まちづくり」プランを考えてもらうことが、今回の最終課題となっています。さて、どんなプランが出てきますか。乞うご期待!

 

写真教室、CG・映像教室を開催しました

教員の安田です。メディア・映像学科では10月末に「写真教室」と「CG・映像教室」を開催しました。

学科ではさまざまな体験授業などを開催していますが、今回写真教室では参加者の興味に応じて、デジタル写真のRAW現像から大判のプリントをつくるところまでを中心に行いました。

dsc01059s

今回、作業机に投影しながらコンパクトにやってみました。このようなかたちで、、というのははじめてだったのですが、手元で見ながら考えていくのもなかなかわかりやすいのでは?と。

dsc01061s

実は!教室のあいだはなかなか写真を撮る余裕がなく、この写真はあとから撮っているのですが、、、RAW現像もこんな感じに。

 

メディア・映像学科では、今後もオープンキャンパスなどでもこういった企画を実施していきたいと考えています。今回来られなかったみなさまも、ぜひご期待ください!!

地域メディア論:naorai inc.の三宅さんをお招きしました!

こんにちは。今期も学科ブログをにぎわせている「地域メディア論」ですが、本日はゲスト講義第一弾ということで、広島県呉市の三角島でレモン栽培に挑戦しながら、レモンのスパークリング日本酒“MIKADO LEMON”をつくられているnaorai inc. の三宅紘一郎さんをお招きしました。

img_7886

三宅さんは呉市にある老舗の酒蔵のご出身です。世界をまわった後に地元・瀬戸内のブランドを再発見し、日本酒業界に新たなくさびを打つべく、瀬戸内・三角島産の”MIKADO LEMON”を開発されました。”MIKADO LEMON”のおもしろいところは、このお酒に使うレモンを自分たちで栽培されているということです。商品開発し、利益を出すということはどの企業でも行われていることだと思いますが、レモン酒づくりを通して、酒蔵文化、地域のコミュニティ自体を一緒につくっていくという考え方が非常におもしろいなと思いました。クラウド・ファンディングを活用されたり、遠方から事業体験に来てもらったりなど、さまざまな「コミュニケーション」をうまく取り入れながら、瀬戸内や三角島自体を伝えていくということを目指されているのだそうです。とはいえ、農作業は初めてということで、三角島の方にノウハウを教わりながら、レモン栽培に従事されている様子を映像で見せてもらったりなどしました。

受講生からの質問にも丁寧に答えていただきました。こういった事業の初期費用やレモン酒の価格設定(”どこで勝負するのか”)の仕方、そしてラベルのデザインについて(太刀川瑛弼さんのデザイン!)など伺いました。今期の「地域メディア論」のテーマでもある「農業と地域」で扱いたいと思っていたことがすべて盛り込まれた刺激的な90分でした。

三宅さん、お忙しい中福山までお越しいただきまして、ありがとうございました!!次はこちらから、三角島を伺いたいと思います!

高校生CMコンテスト2016表彰式を開催しました

こんにちは。教員の安田です。

大学祭期間中の10月16日、学科で主催している『高校生CMコンテスト2016』の表彰式を開催しました。

img_1342s

今回は大学会館3階の『CLAFT』室で開催。入賞者を待ちます。

img_1345s

中嶋審査委員長より挨拶

img_1348s

今回、『放声部』のメンバーが司会者として加わってくれました!彼らは日頃声のトレーニングに励んでいるとのことですが、さすが・・・というべき司会ぶりでした。

img_1355s

こちらは<キャッチコピーの部>ですね。

img_1363s

表彰式にはメディア・映像学科の学生たちも参加。自分たちの作品と比べてどうだったでしょうか・・・!

img_1378s

<映像作品の部>グランプリ作品は、実は当初の計画がうまく行かず、代替案として作られた作品だったことなども紹介されました(審査員も驚きました!)。そのためでしょうか確かに、熱意としっかりした作りだけでなく、勢いのようなものも作品にあらわれていたように思います。今回、映像作品のバラエティも多く、審査委員長のコメントにもあったように、アニメーションを使った作品が見られたことも、昨年までとは大きく違う特徴でした。そして今年はとにかくレベルが高い作品が多く見られました。

2016%e3%80%80%ef%bd%83%ef%bd%8d%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%83%86%e3%82%b9%e3%83%88%e3%80%80%e8%a8%98%e5%bf%b5%e6%92%ae%e5%bd%b1%e3%80%80

表彰式終了後の記念写真です(写真/ポスターの部金賞の津島さんに送っていただきました。ありがとうございます!)。遠方を含め、多くの方にご参加いただけました。実際にどのような方が作品を作られているのかお会いできる特別な機会で、審査中はいろいろなことを想像しながら作品を選んでいくのですが、受賞者にお話を伺ってはじめてわかることもあり。私たちとしてもとても嬉しく、来ていただいたことに感謝しております。

%e4%b8%ad%e5%b6%8b%e5%85%88%e7%94%9f%e3%80%80%e8%a8%98%e5%bf%b5%e6%92%ae%e5%bd%b1

(写真部門金賞、特別賞の方々と。審査委員長の嬉しそうな顔を見てください・・・・!)

高校生CMコンテストは今年で第11回でした。私も運営に加わって4回、その間いろいろと応募者の作品も変化していくのを感じていたのですが、今年は特に大きな変化があったように感じています。

今回受賞されたみなさま、おめでとうございます。そしてまだ応募されていない方、残念ながら選ばれなかったみなさま。新たなチャレンジをお待ちしております。

CMコンテストの結果は、こちらで公開しております。映像の部入賞作品も掲載しています。ぜひご覧ください!

【地域メディア論】御調の福祉まつりに参加

こんにちは。大学祭も終わり学内には日常の時間が戻ってきつつありますが、メディア・映像学科の学生たちは学外でも頑張っています!ということで、こちらでは10/23に御調で開催された「福祉まつり」に参加した様子をご紹介したいと思います。もう一つの府中市での逸品紹介ムービー作成については、学長室ブログにて紹介しますのでそちらもご確認くださいね。

地域メディア論では、今年も村上博郁さんを講師にお招きし(村上さんのプロフィールについてはこちらをどうぞ)、今年は地域と農業をテーマに15コマの授業を組んでいます。この後お三方のゲストをお招きする予定でいます。そして、10月23日はまずが地域のイベントを体感しようということで、御調の「福祉まつり」にて村上さんのブースのお手伝いをしました。

img_0287

朝8時に村上さんの拠点であるヤドカーリに集合し、荷物を積みます。

img_0288
その後、御調の総合病院に移動し、移動式屋台の準備。メニュー黒板もよい感じに描けました!

img_0289
御調の「福祉まつり」では、(おそらく御調の方々と思うのですが)ひとつのステージにたくさんの催しが開催され、日頃練習されているダンスや合奏等の発表の機会となっていたようです。私たちもお店番をしながら、いろいろな催し物を楽しませていただきました。

この一日を通して、受講生のみなさんはいろんなことを実感したと思うのですが、みんなが目を引きつけられていたのは、授業でも紹介された村上さんたちがデザインした移動式屋台の「リヤカーゴ」でした。身軽に運べる機能性をもちつつ、見た感じもすっきりしていて「雰囲気が日本ではないみたい(学生談)」とのこと。物のデザインがもつ駆動力というところは、今後の授業の中でも活かしていってほしいなと思っています。村上さん、一日お手伝いさせていただいてありがとうございました!受講生のみなさんもお疲れさまでした!

大学祭のメディア・映像学科

こんにちは。教員の安田です。ただいま福山大学では学園祭、「三蔵祭」の最中ですが、メディア・映像学科でもいろいろな活動に参加しています。

学科では、1号館213室に平面と立体の作品展示、19号館では映像作品を展示しています。

なかなかの力作ぞろいです。今後に期待。

会場の様子は是非直接ご覧ください!!

 

今回、いくつかの離れた場所で活動しているということもあり、いろいろな試みでこれをつないでいます

 

img_0017
学内で動画中継

img_0048

 

学内のwifi回線を使って中継したり

img_0034

人力で宣伝したり
%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-10-16-15-04-46

しています。

この他に大きなアトラクションがあったのですが、残念ながらトラブルでこちらはなくなってしまいました。。

img_0004
いろいろ工夫がされていたのですが・・・残念ながら。

福山大学の学園祭「三蔵祭」も残りわずかな時間になりましたが、まだまだご覧いただけます。

どうぞメディア・映像学科の学生たちの頑張りもご覧ください!

 

img_0141
(何かで1位を獲得しているようです・・・・)