メモ帳とブラウザ

教授の田中です。私がメディア情報文化学科ブログに投稿したのは去年の9月に1件のみ。前回は事務的に台風の影響によるオープンキャンパスの延期をお知らせしただけですから、今回が初登場ともいえます。今後は授業の様子を紹介するなどを書いていく予定です。よろしくお願いします。

写真は月曜1時限眼の「コンピュータ言語」の授業風景です。PC室がリニューアルされました。授業としては、リニューアル後の授業第一号でした。

レイアウトを変えて広くなったということとPCが新しいということで、学生たちは喜びを感じつつ、第1回目の授業を受講していました。授業科目名の「コンピュータ言語」から想像すると難しそうで学生から敬遠されそうですが、部屋の大きさに対して丁度よい(?)受講者数でした。受講理由や受講動機は「Webページに何か動きをつけたい」とか、「ちょっとしたゲームを作ってみたい」とか、「Webページの使い勝手を良くしたい」とか、「就職のときに、なんとなく役に立ちそう」というように様々なようです。

この授業で使うソフトウェアは「メモ帳とブラウザ(Internet Explore)」です。最近のパソコンであれば、これらに似ているソフトウェアはほぼ必ず同梱されています。このようなソフトウェアを使う理由は”十分に時間をかけて学んで欲しい”ということです。このPC室だけでなく、学内の多くのPC室でこの授業の予習・復習・課題制作はできるということになります。家でも予習・復習・課題制作ができるかもしれません。
「○○○したい」という履修登録の動機を忘れず、頑張っていきましょう。

メディア情報文化学科 学科長 田中

桜の写真を撮りませんか

福山大学のキャンパスの桜が開花しました。気温も暖かくなって、今週はお花見日和ですね。

桜の模様は、福山大学さくら情報 や 心理学科のTwitter で見ることができます。

ところで、学長室ブログに「福山大学の桜」ミニフォトコンテストのお知らせがありました。写真をメールで応募するだけで、最優秀作品には賞品が贈られるとか。応募対象は、学内の教職員と学生限定のようです。

このブログを読んでいる学生諸君、チャンスですよ! 桜の写真を撮って、ぜひミニフォトコンテストに応募してください!

春の嵐と桜の枝


講師のウチガイトです。

4月3日、台風並みの突風が列島を襲いました。
もちろん福山も。

そのせいでしょう。
もうすぐ花が開くという状況の桜の枝が折れて道ばたに落ちていました。
せっかくなので拾ってきて研究室に飾ることに。

年度当初のバタバタした気分の中、
少しばかりほっこりする部屋になりました。

ニューフェイス

4月になりました。新年度です。メディア情報文化学科では、いくつかのニューフェイスを迎えましたので、お知らせします。

ニューフェイスその1は、新入生です。
2012年4月3日、福山大学入学式がおこなわれました。この日は、全国的に記録的な暴風が吹き荒れ、嵐のなかの入学式となりました。キャンパスの桜並木は、今年は残念ながらまだつぼみの状態でした。交通機関もみだれていましたが、みなさん無事帰宅できたでしょうか。

入学式では、学長から入学生代表に入学許可書が授与されました。

新入生の記念撮影は、例年屋外でおこないますが、今年は強風のため大学会館のホールでおこないました。新入生と教員、新入生合宿で一緒になる在学生も来ています。

ニューフェイスその2は、新任教員です。
この春、ブログでも活躍していた飯田豊先生が異動されました。とはいえ今年度も、飯田先生は福山大学の非常勤講師としていらっしゃいます。そして、後任の新しい教員をお迎えしました。新任教員から、そのうち、このブログに投稿があるかもしれません。

ニューフェイスその3は、パソコンです。
19号館5階のパソコン室のパソコンが、全台リニューアルしました。オフィス系とクリエイティブ系のソフトウェアがインストールされています。演習授業や課題制作に、快適な環境ができました。また、今年度からWeb履修登録がはじまり、この教室のパソコンでおこないます。パソコンについての詳しい情報は、そのうち、このブログにW先生から投稿があるかもしれません。

ニューフェイスその4は、学科長です。
学科教員の代表である学科長が交代しました。昨年度までは、学科主任と呼んでいましたが、今年度からは学科長と呼ぶことになりました。新しい学科長のもと、学科の活動もより盛んになるとおもいます。そのうち、このブログでごあいさつがあるかもしれません。

以上、たくさんの新顔を迎えた新年度のスタートです。

第8回公共広告機構CM学生賞コンテスト奨励賞受賞

公益社団法人ACジャパンが主催する「第8回公共広告CM学生賞」で、メディア情報文化学科4年の松岡敏孝君、浅野芳江さん、猪原修平君、松永圭司君、岡本郁弥君と2年の井元優輝君の6名が制作したCM「言葉の折り方、考えていますか?」が奨励賞を受賞しました。4年連続の快挙です。今年は本学から28名の学生が3班に分かれて作品を制作し、応募しました。

この公共広告CM学生賞は「日本の未来を担う若い世代が、広告制作を通じて公共広告への理解を深め、社会に主体的にかかわる「公」への意識をはぐくむことを目的として企画された賞です。全国の大学などから、154作品の応募があり、応募作品は全国7事務局により1次選考で、ファイナリスト43作品に絞込まれ、3月9日の最終審査会で厳正に選考・協議がおこなわれ、グランブリ、BS民放賞、部門賞(コピー、表現技術、アイデア、テーマ)、優秀賞、奨励賞が決定しました。

広告の目的は、その広告の情報によって商品や企業などに対しての意識をポジティブに変えていくこと、一言でいえば「態度変容を促す」ことです。しかし、公共広告は、見ている一人一人の心の奥深くにある正義や美学といった「意識」を味方に付けて、態度を変えていく難しさがあります。

代表の松岡君は「映像作りは大学に入ってからはじめたもので、映像制作を行って、このような立派な賞をいただき、非常に嬉しく思います。3年生映像制作の授業で制作した作品です。この作品は、コミュニケーションで「何気ない一言が、いかに相手を傷つけるのか」に気づいてもらうことを意図して作りました。「心ない言葉が相手を傷つけ、人間関係を悪くするか」は、文字で表すと簡単なことですが、映像で印象深く表現するかが大変苦労したところです。ことば遣いを象徴するため紙でつくった手裏剣や紙つぶてがお互いを傷付け合うことで表現しました。指導頂いた藤森益弘、三宅正太郎両先生にはこの場を借りて御礼申し上げます。これからも、ゼミや学科の仲間達と共に映像はじめ色々なメディア制作に力を注いでいきたいと思います。」と、力強いコメントがありました。

学科ホームページや三蔵祭の期間中に受賞作品を初め学生が制作した作品の上映を予定しています。どうぞご期待下さい。

(メディア情報文化学科 教授 三宅正太郎)

『広島版 みんなのうたを作りたい〜!season2』放送のお知らせ

学科主任の三宅です。

先日このブログでお伝えしていた『広島版 みんなのうたを作りたい〜!season2』で完成したミュージックビデオがテレビ放映されます。

メディア情報文化学科の映像制作に関心を持っている学生(1年次生から4年次生まで8名)が集まり、NHK-FM広島放送局が制作する地域番組「ぶち☆なま」の企画『広島版 みんなのうたを作りたい〜!season2』に参加いたしました。

福山市を拠点に活動するバンド「SiSi」の『君の小さな掌に」にメディア情報文化学科の学生が映像を付けたものです。

16日にSiSiのみなさんを招き、ぶちなまのメンバーと試写会を行いました。 その様子は、3月23日の番組で紹介されました。

学生たちにとっては、かなり厳しいハードルの高い課題でしたが、SiSiのメンバーからは、『自分たちが伝えたいことが映像になっていて、感動しました』とのコメントを頂きました。 学生たちは、楽曲を提供してくれたメンバーからの暖かい評価を胸に、これからの大学での活動にいっそうがんばることを力強く宣言してくれました。

3月28日(水)の夜7時50分からNHK教育テレビ(Eテレ)にて地上波放送が行われます。

アニメーションあり、実写あり、バーチャルスタジオを使った映像ありで、多様な映像技法を使い、音楽の持つメッセージを伝える工夫を行なっております。ぜひご覧ください。

「ぶち☆なま」のブログにも、これまでの経緯が掲載されています。

 (メディア情報文化学科 教授・学科主任 三宅正太郎)

「ひろしまメディア文化研究会」に登壇しました(杉本講師)

講師の杉本です。

2012年3月17日、「ひろしまメディア文化研究会」に登壇しました。

ひろしまメディア文化研究会

広島アートプロジェクト」の今井みはるさん(広島市立大学芸術学部)と地域とアート、メディア表現について、それぞれの活動を報告し、参加者の方と議論しました。

「アートプロジェクト」とは、2000年代以降とくに盛んになった、地域の施設やアートスペース、公共空間で展開される芸術活動のことです。こうした各地の活動の規模はさまざまで、内容も一様ではありません。アーティストや芸術系大学、NPO、地域団体などが主催し、目的も市民レベルの芸術振興や地域振興などとかなりの幅があります。興味深いことは、従来の文化行政や美術観を覆すようなアートプロジェクトによって、専門家としてのアーティストの社会的役割や、持続的な文化活動の運営手法など、新たな課題が浮かびあがっていることです。

わたしは広島に来て2年経ちましたが、「広島アートプロジェクト」といった県内の活動について、知らないことばかりで大変勉強になりました。わたし自身の情報感度を反省しつつも、各地で実践されている文化的な活動が、残念ながら地域の人びとにうまく伝わっていない面もありそうです。

この日の研究会には、大阪や鹿児島からも参加者が集まりました。また、広島県内の6大学の教員が集まるという貴重な機会にもなりました。研究会の様子は、3月18日付の朝日新聞広島面に記事が掲載されました。研究会を企画した広島経済大学の土屋祐子さん、お集まりいただいたみなさんありがとうございました。

ひろしまメディア文化研究会
第6回公開研究会「地域でアートを開く、メディア表現を育む」

■登壇者
杉本達應さん(福山大学人間文化学部メディア情報文化学科)
今井みはるさん(広島市立大学芸術学部現代表現領域)
司会:土屋祐子(広島経済大学)、コメント:匹田篤(広島大学)

■日 時:2012年3月17日(土)14時00分~16時00分
■会 場:広島経済大学立町キャンパス
広島市中区立町2-25 IG石田学園ビル
※広島電鉄「立町」電停から徒歩1分
■主催:ひろしまメディア文化研究会
■参加費:500円(お茶菓子代・資料代)
■事前登録:不要
■問い合わせ:mchic.info@gmail.com

(メディア情報文化学科 講師 杉本達應)

卒業式

この春、メディア情報文化学科の2期生が卒業します。
2011年3月20日、福山大学学位記授与式(卒業式)が行われました。

大学会館で挙行された全学の卒業式では、学長から学科総代に学位記が授与されました。

その後は、学科の教室でメディア情報文化学科で学位記の授与を行いました。

撮影スタジオで、卒業生全員で記念撮影です。
卒業生のみなさん、これからの社会での活躍を期待しています。
ご卒業おめでとうございます!

「高校生のための映画館」ワークショップ(飯田講師)

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=55Z4XGtIxcQ]


講師の飯田です。3月24日(土)に、『エンディングノート』砂田麻美監督を交えた座談会に参加します。公募で集まった高校生が座談会を進行するというワークショップ。今から楽しみです。

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「高校生のための映画館@尾道」
   ~高校生と学ぶ映画教室(座談会ワークショップ)~

・開催日:
    2012年3月24日(土)9:30~13:00(会場/シネマ尾道)

・タイムスケジュール:  
    9:30 高校生による開会宣言       
    10:00 映画鑑賞「エンディングノート」
    11:30 高校生進行による座談会開始
    13:00 座談会終了・閉会宣言

・参加対象:
    尾道市内または界隈の高校に通う現役高校生(定員20名)

・上映作品:
   「エンディングノート」(監督:砂田麻美、製作:是枝裕和)
    2011/日本/90分/ビターズ・エンド

・後援:
    尾道市、尾道市教育委員会、尾道市文化協会、
    尾道ケーブルテレビ、尾道エフエム放送

・主催:
    文化庁(平成23年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業)
    一般社団法人コミュニティシネマセンター
    NPO法人シネマ尾道

東京研修旅行(4日目)

講師の杉本です。

東京研修旅行の最終日は、株式会社サン・アドを訪れました。サン・アドは、サントリー宣伝部出身の方々が設立した老舗の広告制作会社です。同社が制作したCMやポスターは、多くの人がきっと目にしているはずです。ここでは、同社顧問で福山大学客員教授の藤森先生に、CM制作業務の流れや仕事内容を説明していただき、オフィスを案内していただきました。
現在のCM制作の現場は、キャンペーンの内容や出演タレントさんの名前など、事前にもれては困る情報が多く、情報管理が厳しくなっているそうです。広告制作中は、たとえ同じ制作会社の社員であっても、知ることができない情報もあるそうです。そのため、同社オフィスの扉は厳重にロックされていました。ふだん分け入ることのできない職場の中までご案内いただき、ありがとうございました。
東京研修旅行はこれで終了です。短い期間に多くの場所を巡ったので、あっという間の4日間でした。メディア関連業界の現場の雰囲気を感じることができるよい機会になりました。
(メディア情報文化学科 講師 杉本達應)