19号館フロアマップのリニューアル・プロジェクト

こんにちは。メディア情報文化学科3年の香西佑佳です。

今回、私は19号館のフロアマップの制作に携わりました。杉本先生の依頼で、ゼミのみんなと意見を出して作ることになりました。

以前のマップは、次のような状態でした。
・色が全体的にどんよりとしている
・部屋の文字が明朝体で硬く、部屋名一覧はなぜかゴシック体で統一感がない
・教室名の変更が反映されていなくて、古いままになっている
・1階だけにマップが掲示されている
フロアーマップ2010
作成開始時期は、2012年前期、ゼミに配属されてすぐだったと思います。すぐ出来そうだったけど、文字のバランスが難しく、何度も訂正があり、結構時間がかかりました。先生には早めに終わらせろと何度も言われてたんですけど、課題や卒業研究をしていた結果…年末に出来上がりました…。もう言い訳にしか聞こえないですね…!!

新しいマップは、はじめて19号館に来た人でも分かるようにという意見をまとめて、次のように作り替えてみました。
・マップの数を増やしました
(1階には全体のマップとエレベーター横に各階の教室名一覧、各階ごとのマップを掲示)
・見やすさを重視しました
(背景色を白に、教室一覧は学科で色を分けて、ピンクは心理学科、青はメディア情報文化学科にしました)
・文字をゴシック体に統一しました
フロアーマップ-1階全フロアフロアマップ
マップを印刷をした後、同じゼミの古賀杏奈さんと一緒に、パネルを切ってのりで貼り付けました。この作業が一番大変だったかもしれない…!! パネルが分厚くて力仕事でした。私の不器用さが滲みでてた作業でしたが、古賀さんは切るのが上手かったので、ほぼ彼女に託しました…

各階の貼付け担当は、新川那月くんです。えー…とか言いつつ、貼ってくれました(笑)
はりつけ
こんな感じで新しいパネルが完成しました。
これからは、他学科の方や、新入生の方々などに活用していただけたらと思います。

(メディア情報文化学科3年 香西佑佳)

ステマ?

教員Wです。

最近学内で、ミニチュアの「のぼり」をよく見かけます。

NEC_0268[1]

学内で流行ってる?のぼり

これ、何なんだろう? 誰が作ってるのだろう?など、と疑問に思っていました。で、今日学内のコンビニに行ったところ、なんとこれが販売されていました。

一本500円也。高い、、、( ̄△ ̄#)

高いけど、最近ブログのネタが完全に枯渇してしまっているので、自腹で買ってみました。ブログのネタに500円(´・ω・`)

 

紙袋に入っています。IMG_1575[1]

開封の儀、開始。

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開封の儀、終了。っていうか、バラバラになってる。組み立てろってことか。( ̄□ ̄;)!!

組み立て開始。

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完成。所要時間1分。組み立ては非常に簡単です。

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素晴らしい出来栄えです。かっこいいです。超ヤバいです。ボケてるけど。

大学のコンビニにて絶賛発売中です。三種類あります。一本500円!!!卒業生の方、記念に一本いかがですか!!

これはステマではありません。宣伝費はもらってませんよ。(`・ω・´)

3年生の研究発表会&お疲れ様

3年生の研究発表会(4年生の卒業研究発表会は先週)が2月20日(水)にCLAFT教室で行われました。

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3年生のゼミのまとめという位置付け(4年生の卒業研究のスタートという意味もある)で、4年生も参加していました。4年生から、多くの(厳しい?)質問・コメントが出ていました。質疑応答時間でおさまらない質問・コメントはコメントシートに記入され、後日、発表者に届く仕組みも用意されており、3年生にとっては、多種多様な研究の種の得られた貴重な1日となったのではないかと思います。

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1年生、2年生も参加しており、素朴な疑問・質問もあり、興味深い発表会でした。

その後、お疲れ様会(1年生~4年生、混在しています)を開きました。写真では盛り上がっている雰囲気。ですが、飲み物なし。

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【鞆の津ミュージアム】4年生が制作した映像が流れています。

鞆の津ミュージアム

福山は鞆の浦にあります、鞆の津ミュージアム。こちらのミュージアムが開館した折にも、4年生が協力してCM映像を制作させていただきましたが、その後もいろいろと機会をいただいております。福山の福祉施設に通いながら作品をつくっていらっしゃる方のドキュメント映像を、学科4年生の松岡くんが制作しました。その映像は前回の展覧会でも流れておりましたが、今回もまた作品とともにつかっていただいているようです。お立ち寄りの際には、見逃さないようにしてくださいね。

今回は、「このアートでわくわくする」展となっていて、日本各地の福祉施設で制作された作品たちが並んでいます。作品を通していろんなこだわりを見るにつけ圧倒されるものがありますし、中には商品化されているものもあって、個人的に作品をつくっている方には様々な面で参考になる展示となっています。私は先週のトークイベントにも参加してきまして、故郷東京・町田や親戚の住む岩手・花巻の福祉施設の方のお話も聴くことができました。地元とはいえ、知らないことがたくさんありますね。

私が今回気になった作品は、こちら。福山の高校生が、おじいさんが亡くなられた時につくったものなんだそうで、ペッツの人形や地球の絵などで飾り立てながら、おじいさんとの世界を構築しているように見え、とてもよい作品だなと思いました。おじいさんの名前と、ほかの故人の方の名前とを並列させているのもおもしろく、自らの手で、考えながら供養する、そのひとつの形として興味深く拝見しました。隣には黄泉の国に関する?直筆マンガもあって、これもまたおもしろいです。ぜひ見てみてください。

鞆の津 お墓作品

会期は3月10日まで。寒さがゆるんだ日にふらりと鞆の浦に行ってみてはどうでしょうか。

岡山の「zine展―それぞれの本のかたち2」を観に行ってきました

こんにちは。助教の阿部純です。

先週金曜日から、岡山市内で開かれているzine(個人の手で構成・デザイン・印刷し、販売までする小さい紙メディア)の展覧会に、学科の3年生と行ってきました。「zine展―それぞれの本のかたち2」とあるように、ジンを主とした展覧会は2回目で、その前はリトルプレス(これまた同様の紙メディアです)展を行っていたのだそうです。pieniというカフェのギャラリースペースには、共同企画者である玉野市の本屋さん451booksの方々がセレクトした全国のジンや、この企画のために岡山界隈に住む方々がつくったジンが所狭しと並んでいました。おじゃました日にはジン作家さんたちのトークの時間もあって、さまざまな形・テキスト・写真をもつジンたちがどんな思いでつくられたのかを聴く貴重な機会となりました。

岡山zine展

トークには30人ほどが参加していて、イラストレーターや写真家として活躍されている方々が、自身の表現場所としてジンの形式を選ぶようになってきているんだなということもわかりましたし、専門家な方々なだけに、紙質やメディアのサイズ感、デザインにいたるまでのこだわり話がおもしろく、あっという間の2時間半でした。岡山地域にこんなにジン好きな人たちがいるのだなと驚くとともに、つくりたい欲もむくむくと。。今年は読み手だけでなく、作り手としてもこの小さいメディアに関わっていきたいですね!司会の方がおっしゃっていました「読む体験」を演出する思考というのは、ほかの何よりもメディア・リテラシーにつながると思いますので!一緒に行った3年生は、20日に開かれる学科内研究発表会で今回のことも発表してくれるようです。

会期は今週末、24日(日)までです。いろんな本の形が手にとれますよ!

 

合同企業説明会

今日は福山ニューキャッスルホテルにて、福山大学合同企業説明会が開催されました。現3年生対象のイベントです。

企業ブースへ行くのを躊躇している控えめな学生さんに声をかけるべく、僕も少しだけ様子を見てきました。

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会場の様子(ブレてる、、、( ̄□ ̄;)!!)

IMG_1567作戦会議中

今回は本学科からの参加者がちょっと少なかったです。参加いただいているのは「福山大学の学生さんを採用したい!」という、採用に意欲的な企業です。チャンスです。次回以降、積極的な参加をお願いします。

今後の予定:

第2回 平成25年2月19日(火) 場所:福山大学 宮地茂記念館

第3回 平成25年2月21日(木) 場所:福山大学 宮地茂記念館

 

 

卒業研究発表会

本日(2013年2月14日)、卒業研究発表会がありました。

会場は新しくできた教室(おそらく4年生にとっては自分たちが主役として使用するのは、最初で最後の)CLAFTでした。

比較的自由にプロジェクタを置けるので、2か所でプレゼン、前方スクリーンと周囲のパネルではタイムキーパのU先生のPCで刻む残り時間を表示。

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p20130214c前方で仕切るU先生のお力でしょうか、4年生だけでなく、2年、3年生も真剣に聞いています。(実は参加者は手元にコメントシートを持っており、発表をききつつ、書いています。コメントシートの内容は、後日、発表者に伝わりますので、いい加減なことは書けません。)

発表会終了後、本拠地の19号館に戻り、アンケートなどに答えつつ、お茶&お菓子を食べ、解散。

これでゼミ活動も一段落。。。。。。。。となるのが通例ですが、来週、3年生の研究発表会があります。そこに出席して先輩として3年生の研究発表を聴き、質疑応答に参加するという大事な行事が残っています。

来週、また、会いましょう。

田中.

備後地域の活動取材【ネコノテパン工場・あくびカフェー編】

こんにちは。「地域と広報」の授業も昨日で最終回でした。今日は、先日行われた学生による備後地域活動インタビュー、尾道の永井さん編をレポートします。今回の課題では、発表の方法を発表者に任せており、写真を駆使したスライド発表やジンをつくって配布しながらの発表などいろいろとありましたが、このグループは得意の映像を使っての発表をするということで、インタビュー場所は非常に大掛かりな状況に…。インタビュー映像を録る上での段取りを、永井さんご自身に手伝ってもらったりとひやひやする場面もありましたが、なかなかよい映像になっていたのではないでしょうか!

永井さん取材

永井さんは、尾道駅から歩いて5分くらいの、光明寺横の坂を登っていったところにある小さなパン屋さん「ネコノテパン工場」を経営していらっしゃいます。尾道には、坂に建てるという使命からか一風変わった住宅が所狭しと並んでいるのですけれども、ネコノテパン工場が入っている住宅もまた変わった建物で、地下倉庫のような場所を永井さんたちが自分たちで改装されてつくったんだそうです。「ふつうのものをつくってもおもしろくない。せっかく尾道まで来てもらったのだから、宝探しのような感覚でお店を見つけてもらって、ほかの場所では得難い体験に価値を見出してほしいんです。」と永井さんがおっしゃるとおり、ネコノテパン工場の売り場に入れるのは1人のみ、小窓からお店の人にパンを渡して買うという、何屋さんでもなかなかない経験…!いまのまちの姿と自分たちのやりたいこととをゆっくり呼応させつつ、地域の人たちとの「助け合い」を通してここまでやってきています、と強調されていたのがとても印象的でした。広報媒体として注目しているのが「ポスター」というのも驚きでした。この時代、何から何までデジタルで・・・というわけではなく、地元のひとに信頼されるためにはということを真剣に考えると、街の掲示物というのもまた重要なメディアなんですね。

今回お話を伺った場所あくびカフェーは尾道の商店街の中にあって、ゲストハウスあなごのねどこに隣接する形で作られています。永井さんはネコノテパン工場だけでなく、尾道の空き家再生プロジェクトにも多く関わっていらっしゃって、尾道の「地域」を支える要となる方です。お話を伺いながら、自分たちで自分たちの活躍できる場所をつくったり、おもしろいと思う価値を提供したりするといった動きが、尾道の地域の中でゆっくりゆっくり進んできているのだということ、そしてそれらの活動が新たな「自治」となって無理のない形で地域の中に浸透しつつあるのだなあということを思いました。固有の文化体験、生活空間を存分におもしろがって、それらを自分たちの手の感覚で仕事や居住のレベルまで引き上げていくことが、これからの地域を考えていくうえで大切なことだなと改めて思い至った次第です。永井さん、お忙しいところどうもありがとうございました!!!

 

「地域と広報」の授業を通して、ブログで紹介した方々のほかにも、笠岡市のカブトガニ博物館の副館長の方や、福山の商店街で進められている宮通り祭りを企画している福大生など、地域で活躍していらっしゃる方々に貴重なお話を伺うことができました。備後地域の情報の地政学、ひとつひとつの地域活動の機微を伺うことができ、どれもとても実りある発表となりました。この場を借りて御礼申し上げます。

 

備後地域の活動取材【情報誌Wink編】

先にも【光明寺会館編】をお伝えしましたが、今回は備後地域の情報誌として30年も続いているという『Wink』の編集部におじゃましてまいりましたので、そのご報告です。私が備後地域に来てもうすぐ1年、こちらに来て驚いたことはたくさんあるのですけれども、中でもというくらいに驚いたのが地域情報誌『Wink』の存在感でした。地域の雑誌がフリーペーパー化・ネット媒体に移っていく中で、情報誌として紙ものが残っている、しかも学生たちの中にもかなり浸透しており、その存在感が私の認識する「地域情報誌」を明らかに凌駕するものだったからです。この時代において紙もの媒体が地域に根付いていられるのはどういった工夫とアイディアによるものなのかと思い、今回も学生の取材の様子に同行させてもらったのでした。

Wink取材の様子

編集長の村井さん、水馬さんにお話を伺いながら見えてきたことは、「備後」という場所の地政学的メディア状況でした。備後地域は、広島と岡山という県庁所在地のちょうど狭間にあり、いわゆるマスの情報発信源とは少し距離があるということ、そして、その狭間を埋めるメディアがほとんど存在しなかったということが目の付け所としてあったようです。(写真:『Wink』編集長の村井さん。ひとつひとつ丁寧にお答えいただきました。)

村井編集長

岡山から広島にまたがって、備後の衣食住をきめ細やかに伝えていく、情報を伝える側として心がけていることは、「情報を足でしっかり稼ぐこと」と強調されていました。ネットの情報は、それが確かか?と問う時には迷いなくうなずくことができにくかったりもします。印刷会社であるasconが、土地の利を活かして地域情報誌である『Wink』をはじめはフリーペーパーとして発行し、『Wink』だからこそ信用できる、という信頼感を損なわないように、雑誌作りの根本から試行錯誤してきたということでした。例えば「”おいしい”ということをその都度どう伝えるかを常に考える」といったようなこと、その際に使用すべき写真とは、見出しとは・・・。雑誌をつくるノウハウから自分たちでつくってきた、というところに、『Wink』が30年間備後地域で”生きて”きたその熱量を感じました。

卒業生古玉さん

当日は、メディア情報文化学科の卒業生で、asconで働いていらっしゃる古玉さんにもお話を伺うことができました。(写真がぶれてしまってすみません!!)いきいきと働いていらっしゃる様子を見て、就活を目前にしている学生たちもいろいろ相談しているようでした。

 

このたびは、村井さん、水馬さん、古玉さんにとてもお世話になりました。どうもありがとうございました!来週の発表の時には、みんなで『Wink』を読みあいつつ、今日お話しいただいたことを反芻して、改めて地域メディアについて考えていきたいと思います。

 

ひろしまメディア研究会に登壇します

こんにちは、阿部純です。

今週木曜日に、広島経済大学で開催される、ひろしまメディア研究会に登壇します。第7回研究会「メディアリテラシーの自己応用力~ワークショップのデザインと文化実践・アートとの接続~」というタイトルで、第1部では広島経済大学のメディア・ワークショップデザインの授業の成果発表会、そしてそれらの発表を受けたメディア実践、アートのリテラシーの話を第2部で行う予定です。ご興味のある方はぜひご参加ください!

 

しばらくご無沙汰してしまいました。2013年1月24日、18時より広島経済大学立町キャンパスで、第7回ひろしまメディア文化研究会を開催します。 情報コミュニケーション技術の絶え間ない開発により、個人が世界とつながる道具は多様化・遍在化しています。メディアリテラシーは、人が技術をコミュニケーションの道具=メディアとして用い、メディアを介して他者や社会と主体的に関わっていく力です。これからのメディアリテラシーは、学校などで取り組まれる教育活動に留まるものでなく、職場で、地域で、日々の暮らしの中で、自らの文化的・社会的背景のもと日常的実践として営まれることがより重要になっていくでしょう。
本研究会では、自己を起点としたメディアリテラシーの実践応用力について考えてみたいと思います。研究会は広島経済大生の企画したメディアワークショップ発表とメディア文化やアートに関する研究・実践に取り組む阿部純さん、津口在五さんによる登壇の2部構成で進めます。

■テーマ:「メディアリテラシーの自己応用力~ワークショップのデザインと文化実践・アートとの接続~」
■日 時:2013年1月24日(木)18時00分~20時00分
■登壇者
□1部(18時~18時50分):広島経済大学経済学部メディアビジネス学科3年生
□2部(19時~20時):阿部純(福山大学)、津口在五(『AIR zine』編集部)
司会:土屋祐子(広島経済大学)

■会 場:広島経済大学立町キャンパス
広島市中区立町2-25 IG石田学園ビル
http://www.hue.ac.jp/life/facilities/tatemachi_campus.html
※広島電鉄「立町」電停から徒歩1分

■主催:ひろしまメディア文化研究会(https://sites.google.com/site/mchiroshimac/)、共催:MAGNET、広島経済大学土屋祐子研究室
■参加費:無料(今回は学生報告があるため参加費は無料です。お茶・お菓子の準備がありませんのでご了承ください。)
■事前登録:不要
■問い合わせ:mchic.info@gmail.com
■Ustream配信:http://www.ustream.tv/channel/mchic

■プログラム概要
□1部ではメディアについて学んできた広島経済大学メディアビジネス学科の学生たちが、自分の問題関心から企画したメディアワークショップのアイディア報告を行います。発表企画は下記です。

・お菓子の空き箱で実用コラージュ~捨てずに生み出す自分だけのグリーティングカード(盆小原歩美)
・クラシック音楽の情景(玉井孝宜・西村智裕)
・広島弁だってロマンチックじゃけ!~映画アフレコに挑戦~(山田真弘・伊藤広樹)
・身体の音を聴いてみませんか(藤川遼)
・自分を表すマスコットキャラクター作り~転校生とも仲良くなれる自己紹介ワークショップ~(田中智子・中野瑞紀)

これらの企画は「メディアビジネス特講:メディアリテラシー」という授業で作成したものです。単純にメディアについて学ぶだけでなく、メディアを介して人の表現やコミュニケーションをより豊かにするアイディアを考えました。授業では実際にデモを行いました。

□2部では登壇者を迎え、日常の文化実践、アートの文脈から、人がメディアを活用することの先に何があるのか、議論を深めていきたいと思います。

お墓を記憶装置メディアとして捉え、人々の記憶とメディアについて研究を進めている福山大学の阿部純さんに、お墓参りという日常の文化実践をテーマに、メディアに関わる人の主体性や物語作りについてご報告いただきます。また、尾道在住の津口在五さんからデュシャンやウォーホルといった社会の文脈を作品化したアートを切り口に、異なる次元の物の見方を知覚しうるメディアリテラシーの可能性についてお話いただきます。